IN/OUT (2011.7.31)

今年の初め、通勤路の途中に小学校ができ、朝はお子様達の通学と時間がダブるようになっていました。

小学校に沿った歩道には、花壇が設けられています。最初は、歩道との間に段差も柵も無く、「種を播いてあるので、中に入らないで」と書かれた小さな看板が立てられているだけでした。結果、コンクリートよりも土の上を歩きたがるお子様達によって、花壇は踏み固められ、ほとんど花が芽吹くことはありませんでした。

それに懲りたのか、歩道との間に小さな柵が作られました。もちろん、お子様達の格好の平均台遊び道具と化し、またもや花壇は踏み固められる羽目に。造園業者はガキの生態があまりにも分かっていないのでは?


in最近のIN

"Transformers: Dark of the Moon"11.7.29

「トランスフォーマー」シリーズの最新作を観てきた。何故か、邦題は微妙に変わっていて、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」。こっちの方が、より一層、ピンクフロイドっぽいな。

シリーズの中では、三作目にあたる今作がストーリー性を一番重視したように見える。タイトル通り、ダークな雰囲気もある。しかし、感想を一言でまとめるなら、あまりにもアンバランスな映画だった。アポロ陰謀論や、チェルノブイリを背景に取り込み、カンボジアやタンザニアまで画面に登場させ、大風呂敷を散々広げた物語は、最後、シカゴの市街戦に収斂。このスケール感のアンバランスさ。さらに、主人公のガールフレンド役のRosie Huntington-Whiteley嬢が、あまりにもモデル然としていて、その存在に全く現実味が無い。彼女を綺麗に見せるために、ストーリーから浮きまくったコマーシャル風映像が何度も挿入されるところも、アンバランスの極み。劇中、わざわざピンクフロイドに言及する台詞を入れる無粋さは、開き直りなのか。とにかくMichael Bay監督は、思いついたアイディアを、整理しないまま何でもかんでもぶち込んでしまっているとしか思えない。

あまりにも戯画化された登場人物達も含め、欠点だらけの157分をドライブするのは、例によってMichael Bayの十八番、カット割りが無茶苦茶で、何が起こっているのかさっぱり分からないけど、その迫力だけで押し切ってしまうアクション・シーンだ。戦闘に巻き込まれた一般市民の身体が木っ端微塵になるところを3Dで見せる悪趣味も、その迫力で押し切ってしまう。この力業だけは認めざるを得ない。結局、見終わった直後は、その内容に苦笑しながらも、「オプティマース!」と叫びたくなってしまうという罠にはまっているのである。



学校は夏休みに入りましたが、登校日やらプールやらで、まだまだお子様達の往来は多いみたいです。もう、花壇は諦め、 灌木の植え込みにした方が良いのではと思ってしまいます。