IN/OUT (2011.7.24) |
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← ということで、発売日に届きました。 最初の撮影は、鏡に映したカメラの姿(画像は、左右反転させてます)。 最近のINカメラを買った (11.7.22)熱心なカメラ・マニアでは無く、大型の一眼レフには興味は無いのだが、オリンパスのこのシリーズは、2年前に初代機が出たときから、その商品コンセプトとデザインに、非常に物欲を刺激されてきた。自分には、コンパクト機で十分だと言い聞かせてきたのだが、三世代目となる本機は、発売記念イベントでその質感と軽快さに触れて、いよいよ辛抱たまらず、予約購入。 初期不良とか価格を考えれば、数ヶ月待つのが賢い消費者だとは思いつつ、過去にも、初代東芝Librettoとか、カシオFIVAとか、ミノルタDiMAGE A1とか、凝縮感のあるデジタル機器の初物に食いついてしまってきたなぁ、と遠い目… レンズ交換式なので、この後、交換レンズに手を出し始めると怖い怖いと思いつつ、レンズフィルターやら、ストラップやら、液晶保護フィルムやら、色々、アクセサリ類を物色する今日この頃。私の場合、メカ自体が好きで、撮影は二の次、という感じである。 "Monsters" (11.7.23)イギリスの若手監督による、低予算怪獣映画を観てきた。 NASAの探査機がメキシコ上空で爆発。持ち帰ろうとしていた地球外生命体が繁殖を始めた地域は、米軍とメキシコ軍による隔離が行われているという設定。映画は、その隔離地帯を通り抜け、メキシコからアメリカ国境を目指す男女の旅を描く。女は、米国の新聞社の社長令嬢。男は、彼女を送り届けることを指示されたカメラマン。 この映画の売りは、「低予算」。日本での紹介文を見ると、1万5千ドル=120万円となっているが、さすがにそれは、ごく一部だけを取り出した誇張表現だろう。IMDbの記述だと、約80万ドル=6千5百万円ほど。それでも、特撮が必要な怪獣映画としては、異例の安さだ。 予算の制約もあってか、怪獣の出番は少ない。その造形も、タコとクラゲと樹木をミックスしたような、チープなもの。結局、怪獣はあくまでも背景で、物語自体は、古典的なロードムービーという趣である。米国に帰れば、何不自由無い、幸せな(しかし、平凡な)生活が待っている女性。プライベートに問題を抱え、自分の息子に父と名乗れない男性。怪獣が闊歩する危険地帯をくぐり抜け、米軍が建造した巨大な壁がそびえる国境に辿り着いたとき、果たして彼らは何を感じるのか。 低予算故の、ロケ地でのゲリラ撮影や素人に近い出演者などが、逆にリアルさを生み、ロードムービーとしてリアリティを生んでいる。チープな怪獣の姿に失笑さえしなければ、奇妙な味わいのある印象深い作品だ。 ただ、監督のGareth Edwardsは、この作品が評価され、ハリウッド版ゴジラのリメイク作を監督するらしい。この作品の方向性で、ゴジラを撮られると、ちょっと違うような気がして、不安だったりもするのである。 ということで、ここしばらく、カメラ関係の通販サイトばかり見ていたら、今年、YESとKate Bushの新アルバムが出ていることをすっかり見逃していました。またもや、ポチッとしなければ! |