IN/OUT (2011.4.30) |
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ゴールデンウィーク自体には大した予定は入っていないのに、その前週は、6連続でコンサートやらイベントやら飲み会やらが入り、連休前に遊び疲れたという感じ。もちろん、昼間の仕事も忙しかった訳ですが。 最近のIN「日本トンデモ本大賞2011前月祭」 (11.4.24)と学会が主催する、「日本トンデモ本大賞」。今年は、と学会設立20周年を記念した特別なイベントが6月に予定されているが、その「前月祭」がLOFT/PLUS ONEで行われ、参加してきた。 構成は、例年の大賞と同様、前半が、学会員による報告「と学会エクストラ」。後半が「トンデモ本大賞2011」の候補作紹介と投票。今年の新趣向は、この後半だけが「ニコニコ生放送」でインターネット中継されること。ネット視聴者からの投票と会場の投票を合計した結果が、6月の本大会で発表されるという段取りになっている。 毎年参加している「トンデモ本大賞」だが、前月祭ということで、本大会よりコアな参加者が集まっているのだろう。いつも以上に観客のルックスにオタク度が高いように思う(自分のことは棚に上げる)。それが、狭いロフトプラスワンにぎっしり。濃い会場である。ここは、新宿歌舞伎町の雑居ビルの地下にある、居酒屋でトークライヴを楽しむというコンセプトのライヴハウス。いつもは、「文化ホール」的な会場で行われるトンデモ本大賞だが、マニアの密室芸的イベントなので、むしろ、今回の会場の方が似合っている。地下の窮屈な場所でビール片手にアブナイ話芸を楽しむ。特に、インターネット中継されなかった前半の方が楽しかったように思う。 「エクストラ」で紹介されたネタは、台湾の腐女子的漫画、3D文房具、永井豪が描く手塚キャラ、都市伝説、中国語版「毎日かあさん」など。学会員の皆さん、よくぞ、こんな濃いネタを収集してくるものだ。波長の合わない人(というか、善良な一般市民の大半)には、面白さを伝えにくいのが難かもしれないが。 本題の大賞候補作は、 その本大会では、結果発表だけで無く、西原理恵子&高須医院長など豪華ゲストも登場し、さらに物販も充実するとのこと。会場でしか手に入らないという物販グッズの試作品が紹介されたが、ミステリーサークル・コースター、キャトル・ミューティレーション箸置き、トマトマンの焦げた頭、うつろ舟風鈴、聖骸布手ぬぐいなど、これまた、分かる人は爆笑必至(善良な一般市民には何のことやらさっぱり)の、あまりにもマニアックな品々の数々。今から、期待大なのである。 新宿伊勢丹横を通りかかったとき、「新宿の母の二代目」という貼り紙に気づきました。いつも、ここで鑑定している名物占い師「新宿の母」の息子さんが、二代目として鑑定にあたるようになったとのこと。新宿の「母」の「息子」って、「新宿」そのもの? と一瞬、頭がくらくらとした、今日この頃です。 |