IN/OUT (2010.8.22)

街中を歩いていて、あまりの暑さに喫茶店にでも入ろうと思って探してみると、意外に路面店が少ない(もちろん、地域によって喫茶店密度には大きな差がありますが)。そして気づくのが、牛丼屋の多さ。改めて見てみると、黄色や赤の各種牛丼チェーンの看板がやたらと目立ちます。日本人って、こんなにも牛丼好きなのかと驚くばかり。


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"The A-Team"10.8.22

懐かしTVドラマ「特攻野郎 Aチーム」の映画化作品を観てきた。

元々は、1983年〜87年に米国で放映されていたTVドラマ。数年遅れで日本でも全話放送されている。ベトナム戦争で功績を挙げながらも、冤罪を着せられ投獄された主人公達が脱獄。指名手配を受けているにも関わらず、金次第で、道理さえ通っていれば何でも請け負い悪と戦う秘密傭兵部隊として活躍する姿を、一話完結で描く。明朗快活・勧善懲悪の、典型的'80年代アメリカン娯楽TVドラマだ。

映画化されたのは、彼らが依頼を受けて悪と戦うTVシリーズのフォーマットではなく、冤罪を着せられ投獄 → 脱獄 → 名誉回復のため戦う、という「Aチーム誕生物語」とでも言うべきパート。これは、今後の続編展開を図る上でも巧い着眼だと思う。背景こそ、ベトナム戦争からイラク戦争に置き直されているが、オリジナルの設定を、かなり尊重しているようだ。

さらに、この映画化の肝が、「Aチーム」のキャスティング。チームの四人とも、オリジナルの雰囲気を残しながらも現代風になっていて楽しめる。もちろん、あの燃えるテーマ曲もしっかり使われている。

という訳で、オリジナルTVドラマ・ファン的には、良く出来た映画化という評価になると思うのだが、こと「映画」として観ると、あまり良い出来では無いと感じる。テンポは早いのだが、それが映画的ダイナミックさではなく、良く出来たTVドラマという感じの、微妙にしょぼく、せわしない感じになってしまっていると思う。まぁ、そういうB級テイストも含めて「Aチーム」なので、これはこれで有りだろう。

それよりも、個人的に違和感を覚えてしまったのが、主人公達のニックネーム。日本語吹き替えのTVドラマでお馴染みの「クレイジー・モンキー」と「コング」は、実は日本独自に創作されたニックネームだったのだ。当然、この映画の中でも「H.M. Murdock」と「B.A. Baracus」というちゃんとした名前しか出てこないのだが、やはりB.A.は、コングと呼んだ方がピンとくるだろうと思ってしまった。



これが、商業ビルの中になると、さすがに牛丼屋よりも喫茶店の方が多かったりするのですが、休日の繁華街だと、どこも混んでる。ノートPCとか教科書とか持ち込んで、「長時間居座るぜオーラ」を発している客でぎっしりだったりすると、さらにストレスが溜まる訳です。