IN/OUT (2009.11.15)

強風を伴った雨のため、買ったばかりの折りたたみ傘(by 無印良品)が秒殺。運河にかかる橋は、いつも風が強く、鬼門となっています。


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『間に合わせもの』ラウシェンバーグへのオマージュ:原美術館コレクション展09.11.15

昨年亡くなった米国の美術家、Robert Rauschenbergを悼み開催されている展覧会を観に、原美術館へ行ってきた。

Rauschenbergは、1960年代、ネオダダの代表的作家として脚光を浴び、彼がヴェネチア・ビエンナーレで最優秀賞を受賞した1964年は、世界の美術の中心がヨーロッパからアメリカに移った年と言われているそうだ。この展覧会では、原美術館が所有している彼の三作品の他、同時代の米国の作家の作品が展示されている。

この展覧会のために借りてきたのではなく、元々原美術館が収蔵している作品の展示ということだが、Raushenbergだけでなく、Jonathan Borofskyの「かばんをもった男」や、Laurie Simmonsの「座るアコーディオン」など、見応えのある作品が多かった。中でも、Bruce Naumanによるビデオ作品 "Good Boy, Bad Boy"(二つの画面に、それぞれ白人女性と黒人男性が映し出されている。彼らが正面を向いて、"I like to eat. You like to eat. We like to eat. This is eating. I like to drink. You like to drink. We like to drink. This is drinking. I piss. You piss. We piss. This is piss....."と延々と語り続ける)が放つ異様な迫力に圧倒された。1960年代から90年代頃の作品が多いため、「現代美術」と言っても微妙にレトロ感があるところが、私には丁度良い感じだった。

また、元々の個人邸宅としての造りをうまく活かした展示方法や、常設展にも微妙に手を入れているところなど、小規模ながら巧みな運営をしている美術館だと改めて実感。何より、晴天の休日の朝、芝生に面したカフェの心地よさは格別(こういう所の店の常として、飲食物のコスト・パフォーマンスは悪いのだが…)。



なぜ、折りたたみ傘を買ったばかりだったかと言えば、この前、長い傘を置き忘れたばかりだから…。どうも、傘が長持ちしたという記憶がありません。いっそ、消耗品と割り切って、ビニール傘だけにした方が良いのかしらん。