IN/OUT (2008.4.13) |
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スーパーマーケットやドラッグストアのスタンプ・サービス。貯め始めると、なるべくその店に行こうとする訳ですが、こっちの店では、あのブランドの醤油を売ってるけど、あの歯磨き粉を売ってないし、あっちの店では…、などと考え出すと、いまいち、スタンプの溜まり具合がよろしくない。商品に対するこだわりを貫くべきか、スタンプ重視と割り切るか、小市民的に悩むことが多いことを、あまりにも小市民的すぎるかとも思う、今日この頃です。 最近のIN"Paranoid Park" (08.4.12)2007年カンヌ国際映画祭で60周年記念特別賞を受賞した、Gus Van Sant監督作を観てきた。 オレゴン州ポートランドで撮影されたと聞いて観に行ったのだが、残念ながら馴染みのある風景は出てこなかった。主人公がスケートボードに熱中する16歳の高校生なので、同じポートランドと言っても、舞台が日本人駐在員の生活エリアと重ならないのは、当然と言えば当然ではあるが… 物語は、主人公が綴る文章に沿って描かれていくが、時系列的には、かなり入り組んだ構造になっている。思いもかけなかった事態に遭遇して混乱する主人公の意識の流れがそのまま物語になっているからだが、初めはちょっと混乱した。しかし、この文章が誰に向けて、何のために書かれているのか、映画の最後で明らかになる頃には、主人公の感情の流れに、こちらもシンクロしていることに気づく。16歳のスケートボーダーとは、年齢も背景も違う私でも、主人公の感じる行き場のない不安感を、ヒリヒリした実感を持って共有できるのだから、監督の演出力は実に見事だ。 いかにも低予算の映画だが、クオリティは高い。ただ、何度も見返すには、扱っている内容は相当に重い作品だ。 まだ、iPAQ 212をいじる (08.4.25)先週入手したiPAQ 212の設定を、いまだにあれこれいじっている。今週は、EBPocketをインストールし、手持ちのLogoVista版「研究社 新英和・和英中辞典」をメモリ・カードに入れて、電子辞書としても使えるようになった。あとは、プログラム起動用にHandyLauncherと、画像処理用にSpb Imageerをインストール。また、Skypeクレジットを購入して、iPAQからSkypeで一般電話に電話をかけられることも確認。国内ではメリットはなさそうだが、国際電話で使えば、かなり経済的になりそうだ。 問題が生じていたBluetoothだが、リセット時にStowaway Sierraのキーボード・ドライバを読み込むとエラーになるみたいだ。回避策としては、Stowawayのドライバを無効にしてからリセットする。ただし、このままでは単なる標準キーボードとして扱われるので、リセット後に改めてStowawayaのドライバを有効にし、Bluetoothのペアリングをやり直せば、Stowaway独自の便利機能が使えるようになる。ドライバの有効・無効を頻繁に切り替えるのは、なんか、精神衛生的によろしくないが、現状はこれ以外の回避策が見つからない。他製品のドライバで試したところ、リセット時にエラーになるのはSierraだけの問題みたいなので、キーボードを乗り換えれば根本的に解決するはずだが、Sierra以上の機能とデザイン性を兼ね備えたものが見つかるかが難しい。 その他、気がついたTipsとしては、
なんやかんやと手間と工夫がかかる割に、出来ることのほとんどは、紙の手帳や携帯電話で代替可能。さらに、常時ネット接続が確保できる環境でなければ使えない機能も多いとなると、純粋PDAが一般的人気を得られないのはよく分かる。が、個人的には、不便さもまた楽しい。さらに言うなら、以前、中島らも氏とチチ松村氏の対談で、 自宅正面に建設中の高層マンションに付帯して、スーパーマーケットも建設中。ほぼ、外観は完成し、いよいよ内装工事が始まったようです。いったい、どの系列のスーパーマーケットが入るのかしらん。 |