IN/OUT (2008.3.2)

KW乳酸菌、破れたり。

本格的なスギ花粉飛散開始が遅かったので、今年はこのままかも…、と期待したのですが、甘かった。


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"Penelope"08.3.2

Christina Ricci主演の映画を観てきた。邦題は「ペネロピ」。

先祖にかけられた呪いのせいで、豚の鼻と耳を持って産まれた女の子が主人公という、ある意味、わかりやすいラブ・コメディ。映画の冒頭から、これがお伽噺で、リアリティは放棄している旨が宣言されるような描かれ方なので、あまり無粋なツッコミはしない方が良いのだろう。

たとえば、一目見ただけで花婿候補が腰を抜かして逃げ出すという設定の主人公の容姿だが、豚鼻にしたところでChristina Ricci嬢がチャーミングなのだ。しかし、お伽噺の主人公だから、あまりにリアルな豚メイクにして観客をどん引きさせる訳にもいかないだろうし、あの辺が落としどころかという気もする。

また、映画のラスト、このストーリーに込められたテーマが、堂々とセリフで語られてしまう。そんなものは、観客が自分で頭を使うべきことだろう。通常の映画なら、観客を馬鹿にしているのか、あるいは製作者が本物の馬鹿なのかと思うところだが、まぁ、お伽噺ならしょうがないか。

ということで、映画としては欠点が目立つが、変わった役柄を好むChristina Ricciが(豚鼻を付けているとはいえ)、キュートな女の子を演じている姿を見るだけで、私的には十分だ。彼女の次回作、実写版「マッハGoGoGo(日本では是非このタイトルで上映すべきだろう)」も楽しみだ。



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日本HPを叱咤激励する08.3.2

最近、個人的に盛り上がっているPDA欲しい熱だが、Tablet PCを使うようになってしばらく離れているうちに、状況がすっかり様変わりしていることが分かった。Windows CE系のOSの名称自体が、Pocket PCからWindows Mobileに変わったことが示すように、スマートフォンが隆盛をほこり、今や、純粋なPDAは絶滅危惧種となっているようなのだ。しかし、私としては、通信事業者に上納金を払い続けるスマートフォンには食指が動かない。

一方で、UMPCと呼ばれる超小型のPCもある。韓国あたりでは面白そうなマシンが色々と出ているみたいだが、Windows XPやVistaを無理矢理の小型画面で使うのも、今の私の興味ではない。

どうも日本では、携帯電話とノートPCに二極分解しているようで、PDA的なポジションは市場として全くうま味が無いらしい。そんな中、今年の後半にはIntelのMenlowプラットフォームに準拠した新しいタイプのデバイスが、多くのメーカーから出てくることも予想される。この時期は、PDA的な物を購入するには、最悪のタイミングみたいだ。

そんな中、スペック的に最も私の要求に近いのが、HPのiPAQ 200系だ。VGAの解像度と、無線LAN & Bluetooth接続を装備。USB Host機能が無いことが残念だが、ほぼ満点に近い。これまで使ってきた携行マシンでは(仕事出張の場合を除いて)、iPAQ + 折りたたみキーボードの組み合わせがベストだったと感じている私としては、非常に物欲をそそられるマシンだ。しかし、そこはPDA不毛地帯の日本。発売の目処が立っていない。すでに欧米や東南アジアでも発売されているというのに、日本HPが発売しているのはiPAQの中でもエントリー機の iPAQ 112だけ。これも悪い機械じゃないと思うが、200系の存在を知ってしまうと、どうも購入には踏み切れない。商売としては、日本に200系を投入しないHPの判断は十分に理解できるものだが、個人的には大変な欲求不満である。

ということで、日本HPが市場投入の英断を下さないかと、毎日のようにウェブサイトをチェックする今日この頃なのである。ポチッとする準備はいつでも出来ているのだ。



もっとも、この3ヶ月、KW乳酸菌を摂取していなかったら、さらに症状が重かったかもしれない。こればっかりは、自分の身体一つで比較検証する訳にはいかないので、確かめようがありません。ここは一つ、きっと症状が緩和されているのだとポジティブ・シンキングで。