IN/OUT (2007.2.18) |
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最初は、ドライアイが悪化したのかと思っていましたが、これは、間違いなく杉花粉が飛び始めましたね。まったく、厄介事を増やしてくれるな。桜のように、とっとと散ってくれと、杉の皆さんには強く訴えたい今日この頃です。 最近のOUT"DOA: Dead or Alive" (07.2.11)ビデオ・ゲームを原作にした映画を観てきた。 ゲーム方面には、とんと疎いのだが、オリジナルは人気の格闘ゲームらしい。しかし、いくらゲーム=非現実の実写化だからといって、冒頭の日本(石狩山脈の中にある忍者の里!)のトンデモぶりは酷すぎるだろう。ケイン・コスギも出演しているんだから、少しは注意しろよ、と理性が働いた時点で映画として評価する気は失せてしまった。とにかく、水着のおねーちゃん達が繰り広げるアクションをかっこよく見せることが製作者達の第一目的。ビキニ姿でビーチバレーに興じたり、雨の中で格闘したり、(男子中学生向け)お色気方面も充実。もちろん、お約束の秘密基地爆破シーンもあって、映画版"Charlie's Angels"のお馬鹿度を300%増しにしたという感じだ。 この手の映画にリアリティを求めちゃいけないのは分かっているが、リズムに最後までノリ切れなかった。ストーリーも、なんだか予定調和的で、盛り上がりが無かったし。ただ、特殊効果のおかげで、Devon Aokiを初めとするおねーちゃん達のアクションは、意外なほど切れ味が良い。主役級の5人のおねーちゃん達が、全員、見事なまでにB級映画っぽい美女なのも、ある意味爽快。ぼーっと観て、ストレス発散だけを考えれば、まぁ、入場料の元は取れたか。 このまま温暖化が進んで、日本の森が熱帯のような常緑広葉樹林になって、杉なんかなくなってしまえ。 |