IN/OUT (2006.12.24)

ということで、師じゃなくても走り回る12月終盤だが、どんなに忙しくてもスケジュール帳から「忘年会」の文字が消えることが無いのが、日本の年末である。会社関係、友人関係など恒例のもの以外に、今年はマンションのクリスマス・パーティーに出席してみた。

現在住んでいる所は、割に大規模な集合住宅だが、引っ越してきた時に両隣に挨拶した以外、近所付き合いというのをしていない。自宅で過ごす時間が短いのだから仕方がないが、いつ、どんな災害に遭遇するか分からないのである。ご近所に知り合いがいるのに越したことはないのである。

管理組合主催のパーティーは、昼間の子供連れの部と、夜の大人だけの部の二部構成。マンション内の集会室で行われた夜の部に顔を出してみた。20人ほどが集まっている。何組かはお互いに顔見知りのようだが、大多数の人は私と同様、ほとんどが初対面に近いという感じだ。それでも、奥様同士は打ち解けるのが早い。男性陣も、初めはおずおずという雰囲気で始まったが、アルコールが入るにつれ、話が弾み始める。バックグラウンドは色々だが、同じ所に住んでいるということで、近所の飲み屋情報などをきっかけに、話が繋がり始める。同じ住居を選んだということは、ある程度、嗜好に共通点がある人が多いのかもしれない。意外なほどの盛会となった。

近所付き合いの良さを実感した2時間弱だったが、終わってみると、話が弾んだ割には、名前を覚えていない人がほとんど、というのが我ながら困ったところではある。