IN/OUT (2006.7.2) |
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今の住まいには宅配Boxがあるということもあり、通販利用がすっかり増えてしまいました。しかし、宅配業者によっては、Boxに入れずに、不在通知をポストに残すだけのところがあります。これって、がっかりするわ、不便だわで、なんとかならないのかと思います。 最近のIN「アフリカ・リミックス:多様化するアフリカの現代美術」 (06.7.2)森美術館で開催中の展覧会を観てきた。 六本木ヒルズ内にある森美術館に行くのはこれが初めてだった。森タワーの53階に位置し、入場料1,500円で展望台も入ることができる。個人的には、そんな高層階に位置させなくても良いというか、展望台無しでもうちょっと値段を下げてもらいたいところである。 エレベーターで52階の展望台があるフロアまで上がり、そこからエスカレーターで53階の美術館に向かう。この空間にも迫力のある展示物が飾られ、展覧会への期待がぐっと膨らむ、上手い雰囲気作りだ。 展覧会は、アフリカ25カ国、84名のアーティストによる、絵画、写真、ビデオ、インスタレーションなどが総合的に展示されていて、非常に見応えがあった。アフリカと一口に言っても、広大な地域で人種も様々だが、ほとんどの国が欧州列強による植民地支配を受けた歴史があることが、一つの共通項だろう。旧宗主国による搾取、押しつけられた文化、それによって失われたアイデンティティ、そして、それに対する反抗とアイデンティティの再構築への希求というようなものが、各作品の底に一貫して流れているように感じられる。そして、とにかく力強い作品が多いというのが印象に残った。 成金趣味的だという先入観で敬遠していた森美術館だが、中々好印象だった。夜10時まで開館しているのも利用しやすい。また、良い企画展を実施してもらいたいものだ。 問題の宅配業者、日通の電話受付の人に聞いたところ、一回目の配達では宅配Boxに残さない規則になっているということ。おそらく、そういう姿勢が安心感につながるということでしょう。どうも納得できない私が少数派なのかしらん。 |