IN/OUT (2006.6.25)

銀行に行く用事があったので、半休を取って出かけてきました。が、担当女性は、一通りの説明の後、「インターネットで手続きをすれば手数料がお安くなりますが、」と一言。

便利な世の中になったとは思うものの、ほんの数ヶ月前、同じ担当者に同じ処理を頼んだ時にはそんなことは一言も言ってくれなかったのに…。どうも、銀行の窓口とは相性が悪いようだなぁ。


in最近のIN

"Inside Man" (06.6.25)

Spike Lee監督の犯罪映画を観てきた。

銀行に立てこもりながらも、人質を殺さず、金庫から現金も盗まずに完全犯罪をやり遂げるClive Owen率いる犯人達に、Denzel Washington演じる刑事、さらにJodie Foster様扮するやり手の弁護士。出演者の顔ぶれも豪華だが、皆、一筋縄ではいかない複雑なキャラクターで、演技の応酬だけで見応え十分だ。ストーリーも凝っていて、タイトル自体と冒頭でネタをバラしてしまっているのに、それを気づかせない巧妙な語り口。カメラワークも心地よく、Spike Leeの才気を感じさせる映画だった。

何よりも、最初とエンドクレジットで流れる、Bollywood調の音楽が、私のストライク・ゾーンど真ん中。その心地よさのまま、映画の後は、インド料理屋に向かったのだった。



まぁ、こういう理由でもないと半休を取るのも難しいので、結果的には良かったのですが。ただ、日にちが日にちだっただけに、いくら銀行に行く用があったと言ってみても、「ワールドカップの日本・ブラジル戦を観るためだろう」と思われたのが、やや悔しい今日この頃です。