IN/OUT (2006.6.4)

スーパーのレジなどでおつりを渡される時、まず、お札。続いて小銭をレシートと一緒に。というパターンが一般的です。しかし、個人的にはこの方式、大いに不満です。札入れに紙幣とレシートを収納し、小銭は小銭入れにしまいたいので、お札とレシートを一緒に、小銭は小銭だけで手渡していただきたい。こういうのは、少数派なのでしょうか?


in最近のIN

Singapore Seafood Emporium (06.5.31)

先月訪れたシンガポール料理屋に納得が行かなかったため、再び、シンガポール駐在経験者に声をかけ、別の店を試してみた。東京・八重洲にある「シンガポール・シーフード・エンポーリアム」。

例によってタイガービールとグリーンチリでスタート。グリーンチリの漬かりは浅いが、味は良い。メニューを見ると、予想以上に豊富な品揃えだ。我々が思いつくようなシンガポール料理がほとんど網羅されている。

まずは、サンバル・カンコンと肉骨茶を頼む。チープなオレンジ色のプラスチック食器に盛られてくるところが、好感度高し。この安っぽい食器こそ、シンガポールのフードコート・スタイルだ。味も、現地で食べるのに極めて近い。やや胡椒の効きが足りないものの、肉骨茶は絶品と言って良いだろう。続いて、要予約のペーパー・チキン。これまた、素晴らしい。駐在経験者全員、大絶賛である。

ただし、次に頼んだフィッシュ・ヘッド・カレーには首を傾げる。ただただ辛いだけ。それも、本場のカレーの、胃にずしんと来る辛さではなく、口の中がヒリヒリするだけの辛さで、味に奥行きがない。申し訳ないが、これは残してしまった。最後に頼んだのは、チリ・クラブ。前回の店と違い、ちゃんとスリランカ・クラブが使われている。手をベトベトにしてトライするが、味の方は今一歩。食べているうちに、これはこれで「有り」かな? という気にはなるが、コクが足りず、辛味も不十分。納得の行かない思いが残る。

出てくるのは庶民派料理中心なのに、シンガポールなら、Lei Gardenでコース料理を食べられそうな値段になるのも残念だが、東京都心なのだから仕方ないだろう。そんなこんなで、100点満点とは行かないが、店の雰囲気と肉骨茶の美味しさで、十分に及第点が付けられる店、ということで全員の意見が一致した。



まぁ、少なくとも、おつりに渡し方のような細かいことに文句を言う大人は少数派なんだという気がしないでもない今日この頃です。