IN/OUT (2006.4.2)

バタバタしてる間に、花見の機会を逸したようです。まぁ、花粉飛ぶ時期、屋外の人混みの中で長時間過ごすのは勘弁願いたいので、残念でも無いのですが。


in最近のIN

"Cursed" (06.4.2)

人狼に関する映画を観てきた。日本公開タイトルは「ウェス・クレイヴン's カースド」。

邦題で、"Scream"シリーズで名を挙げたWes Craven監督の名前を前面に出してきたことからも想像が付くように、監督らしい軽いノリのホラー映画だ。ただ、絶叫系というよりはコミカルな味が強く、あんまり怖くは無い。先の展開がすぐに読めてしまうし、スペシャル・メイクアップをRick Baker氏が担当している割には、特撮面でもあまり目を見張ることはなかった。それでも、全体のテンポが良く、ポップコーン片手に気楽に観るタイプの映画としては、なかなかのレベルだろう。

そして、この映画を観た動機、主演のChristina Ricci嬢の存在感が素晴らしかった。不安定さと芯の強さが同居し、シーンによって、不気味にも、妖しい美しさにも変化する表情を観ているだけで満足。人狼の呪いに取り付かれる役柄にはベスト・マッチだ。その、典型的ハリウッド美人とは一線を画す風貌のためか、変わった役柄を演じることが多い彼女だが、追っかけ続けたい所である。



お花見名所の騒乱ぶりをTV等で見るにつけ、日本は酔っぱらいに寛容だなぁと思います。老化のせいか、二日酔いからの立ち直りが、以前よりも大変になってきたので、やはり花見会場での乱痴気騒ぎの場には身を置かない方が良さそうだとも思う今日この頃です。