IN/OUT (2006.1.8)

先週は、更新したファイルをアップロードした後、ホテルをチェックアウト。夜行便で帰国する前に、知人とCuppage Terraceのバー、Cable Carで挨拶がてら軽く飲んで空港へ行く予定でした。が、なんやかんやでグラスが重なり、気が付けば離陸2時間前。それでも、ホテルまで荷物を取りに戻り、空港に行って、解約した口座の残金を日本円に両替し、ラウンジでシャワーを浴びてから搭乗することができるのだから、シンガポールの空港事情は本当に便利です。ただ、その辺の気楽さ故か、今後会う機会があるか分からない社外の人との旧交の温めっぷりが弱かったかと、後になってから残念な気も。


in最近のIN

vodafone 国際ローミング (06.1.1)

シンガポールのGSM携帯電話文化に馴染んでしまうと、日本の携帯は非常に不便に思う。しかし、ボーダフォンの3G携帯の一部の機種は、GSMでも通信ができ、国際ローミングに対応しているという。また、Nokia製の端末のユーザーインターフェース慣れてしまっていて、日本製端末には戸惑ってしまうということもあり、日本に戻ると迷わずボーダフォンと契約し、Nokia製端末を入手した。今回の、タイとシンガポールが、初の海外実戦投入だった。

当たり前だが、タイでもシンガポールでも、まったく問題なく使える。音声通話だけでなく、メッセージ・サービスも国境に関係なくやり取りできる。この、どこでもつながる安心感こそ携帯電話の肝だと思う。最近の「着うた」だの「お財布ケータイ」だのといったサービスに、私は興味ない。…のだが、国際ローミングは日本市場ではそれほど強い訴求力を持っていないようだ。なぜだろう? もっと多くの種類の、優れたデザインのNokia製端末が日本市場に投入されると嬉しいのだが

唯一、戸惑うのは、海外への発信方法。海外で使えば、"+ 国番号 電話番号"方式(これが世界標準だろう)で発信できるのだが、日本国内から海外にかけるには「事業者識別コード」とやらが必要になる。携帯の電話帳に、"+ 国番号"付きで電話番号を登録しておけば、世界中、どこにいても気軽に発信できるあの便利さが、日本では享受できないのだ。自由競争の確保のための事業者識別コードというのも分からなくはないが、便利さがスポイルされてしまうではないか。

なお、シンガポールでも、StarHub(NTTも出資している通信事業者)が、i-modeのサービスを開始したらしい。果たして根付くのか興味深いところである。



戻ってきたと思ったらすぐに次の出張に出発です。今度の職場は、出張はほとんど無いと思っていたのですが、今回はたまたまタイミングが重なってしまいました。しばらく、忙しい時期が続きそうです。