IN/OUT (2005.10.16) |
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懸案のサイト移転ですが、まずは第一段階としてIN/OUT関連を引っ越しつつあります。メイン・コンテンツの「やのコレ」の方は、まだしばらく先になりそうです。 閲覧上、なにか問題が生じた方は、ご一報ください。 最近のINルーマニア料理を食す (05.10.15)日本では数少ない、ルーマニア料理店「ダリエ」に行ってきた。 店は銀座にある。決して広くは無いが、土曜日の夕食時、店内は満席だ。刺繍を施した赤のテーブルクロスと、店員の民族衣装風のスタイルが、いかにも東欧らしい。 「いかにも東欧らしい」と書いてみたものの、私には、ルーマニアについて具体的なイメージは無く、ルーマニア料理も初めてだ。同行した人が、以前、訪れたことがあるそうだが「決して豊かな国ではなく」「食べ物のレベルも…」ということだ。 とりあえず、オードブルの盛り合わせとメイン・ディッシュを人数分、それにルーマニア産の赤ワインを頼む。出てきたのは、たらこをマヨネーズで和えたもの、なすのペーストといったオードブル。それに、サルマーレ(ロールキャベツ)、ミティティ(メニューには"棒状肉団子"と表記してあった。形は団子じゃなくて棒。食感はケバブに近いかな)、ムサカ(これはギリシャ料理で有名)、ナマズのサラムラ(焼いたナマズにスープがかかっている。黒海に面した国だが、魚料理でメニューにあるのはナマズが多い)など。付け合わせには、ママリーカ(トウモロコシの粉を牛乳などで煮てある)。どれも、素朴な味で、変な癖がなく食べやすい。逆に言うと、洗練された西洋料理とは方向性が違う。ワインも二種試してみたが、これも素朴系と言えるだろう。 ルーマニア経験者に言わせると、日本人向けに、かなり上品な味に仕上げているとのこと。どれも美味しいのだが、「ルーマニア料理」と「ルーマニアワイン」だけでは、通いたくなるほどのインパクトはない。しかし、こぢんまりと落ち着いた雰囲気や店員のサービスなど、店の居心地は良い。そして、お客さんの中に東欧美人がいる可能性が高いことも見逃せまい。実際、私の斜め前方の席にいたお嬢さんは、絵の中から抜け出してきたかのような美しさで、眼福。 サイト移転に伴い、メールアドレスも変わります。まだまだ移転自体が時間がかかりそうなので、当分は旧アドレスも使いますが、今後は、新アドレスの方へのご連絡を、よろしくお願いします。 |