IN/OUT (2005.9.18)

残暑も一段落し、朝晩はしのぎやすくなってきました。

秋の気配にもの悲しさを覚える、という感覚を久しぶりに味わいました。常夏の国で6年過ごしていても、季節感というのは抜けないものです。


in最近のIN

海南鶏飯食堂 (05.09.17)

先週のカヤ・トーストに続き、シンガポール食禁断症状緩和策。チキンライスを食べに、海南鶏飯食堂に行ってきた。もちろん、ケチャップ焼き飯ではなく、シンガポール式のチキンライスである。

麻布十番商店街の端、六本木ヒルズ近くにある店は、昼食時でもあり、ほぼ満席。場所柄、ナウなヤング方面の客が多いようだ。

さっそく、チキンライスとタイガー・ビールを頼む。久しぶりのタイガー・ビールが美味しい。チキンライスも、シンガポールで食べるのと遜色はない。三種類のソースも良い味だ。鶏は骨無しタイプ。丁寧に下処理されているようで、余分な筋も無く食べやすい。盛りつけも美しく、さすが調理 in Japanである。店内には「hawker-style asian canteen」の文字があったが、現地のhawkerやcanteenでは、こんなお上品な盛りつけじゃ出てきません。もちろん、値段の方も屋台とは大違い。チキンライスとタイガー・ビールで1,740円。

この他、バクテーもあるし、前日に予約すれば、チリ・クラブ、ペッパー・クラブが食べられるようだ。これで、タイガー・ビールをもう少し安い値段で出してくれるのなら嬉しいのだが。



勢いに乗って、カヤの自作を試みてみました。と言っても、本来なら必須のパンダン・リーフが手に入らなかったので、カヤもどき。

材料は、ココナッツミルクと卵と砂糖だけ。しかし、配分の誤りか、火加減の失敗か、煮詰めていってもジャム状にならず、そぼろ状に…。再戦を期す今日この頃です。