IN/OUT (2005.5.22) |
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先週は、シンガポール人同僚や、退職後シンガポールに戻って起業した元出向者など、色々な人に声をかけていただき、外食が続きました。ありがたいことです。 ただ、皆が酔いつぶれ(たふりをして?)送別される側が支払うのは、いかがなものかと… 最近のIN"Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith" (05.05.22)"Star Wars"シリーズの最新作にして最終作を観てきた。映画なんか観ている暇があるのかという気もするが、やはりイベントとして参加しておかなければ。 George Lucasは、本当に生真面目な人なのか、きっちりと"Episode IV"への辻褄が合うように、細かいところまで気を配っているのが印象的だ。Darth Vaderのマスクの理由など、なるほどなぁと思わせる設定で、パズルのピースがきちっとはまっていくような快感がある。 そういう意味では、1977年公開の"Episode IV"からずっと見続けてきた人へのご褒美のような映画だ。逆に、そういう思い入れ無しで観ると、ちょっとつまらないかもしれない。特に、Natalie Portmanが登場する場面になると、途端に古臭いメロドラマ調の演出になるところが辛い。ストーリーの展開上、暗いトーンになるのは仕方ないのだが、戦闘シーンでも開放感が無く、狭いところでごちゃごちゃやっているという感じが強いのも物足りない。 まぁ、冷静に考えれば、宇宙船やロボットなど、あれだけテクノロジーが進んだ世界なのに、帝国軍と共和国軍の戦いが、結局はチャンバラ肉弾戦になってしまうという世界観自体に無理がある訳で、やはりお祭りと割り切って楽しむ映画かな。 今週のお引越部屋を整理 (05.05.22)こちらで購入したアンプとスピーカーは、日本には持って行かず、後任者に売却することにした。しかし、彼の住居がまだ決まっていないため、暫定的に若手同僚にあずかってもらうことになった。その引き取りというのを大義名分に、土曜日、若手夫妻に家まで来てもらい、ついでに、切れていた電球の交換などを手伝ってもらう。彼らは、スピーカーをどかした後の、溜まりに溜まった6年分の埃を見かねて、自発的に掃除もしてくれた。その分のお礼と言いつつ、余っていた米や味噌などの食料品を押し付けたりもしたが、散々こき使った分、夕食にちゃんとした和食をおごったので、無問題(かな?) 日曜は、必要最低限の物だけを持って行くことを基本線に、本と衣類の仕分け、台所にある食器などの処分等を行う。この6年4ヶ月、ほとんど整理もせず、きちんとした大掃除もせずに済ませてきたツケで、片づけても片づけても物が減らない。まぁ、何とか大体の目処は付き、後は、手荷物で運ぶ衣類等をスーツケースに詰めておけば、引っ越し当日、運送屋が適当にパッキングしてくれるだろう。 来週の土曜の午前中が荷物の搬出。その後、大まかな掃除をしておいて、日曜日、プロの清掃業者に来てもらう予定だが、あちこち傷んでいるところもあり、敷金から相当差し引かれそうなのが、怖い。 いよいよ後一週間。30日の夜行便で離星することになります。この「離星」という言葉、大使館に提出する「シンガポールから離れるので、在留届を取り消しますよ」という書類のタイトル(離星届)にも使われている、日本国政府公認の言葉なのであります。 ということで、来週は引っ越し本番。サイトの更新の方は難しいかと思われます。 |