IN/OUT (2004.5.2) |
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1日のLabour Day以外、5月に休日が無いシンガポールに住んでいると、ゴールデンウィークの存在を意識しなくなってしまうのですが、この時期は日本だけでなく、中国も連休でした。香港に出張に行くには、予約が取りにくく、値段も高い、悪いタイミングでした。 最近のINMacau訪問 (04.5.1)香港での仕事は金曜で終わりだったが、もう一泊滞在することにした。もっとも、香港で特に行きたい所が有る訳でも無かったので、今まで行ったことの無かったマカオを訪れてみた。 香港からマカオに行くには、一応、パスポートが必要だが、船は15分毎に発着し、24時間運行なので、思い立ったときに、気楽に行く事が出来る。ということで、特に何も下調べしないまま、高速船で一時間。kimotoマカオに着く。 フェリーターミナルの案内所で観光地図をもらい、歩き始める。Macau半島の他に、TaipaとColoaneの二つの島を加えても、香港の約50分の1しかない国土。徒歩で十分だろう。 香港との違いを最初に感じるのは、看板などの文字だ。英語がほとんど見られない。中国語が大半で、たまにアルファベットが表記してあっても、ポルトガル語だったりする。そういえば、高速船の船内アナウンスにもポルトガル語があった。まだまだ、旧宗主国の色が残っているようだ。高層アパートが並ぶところは香港に近い町並みだが、石畳の路地などに南欧の雰囲気が感じられる。 地図上で現在地を見失いつつも、適当に歩いているうちに、Ruins of St. Paul's(聖ポール天主堂跡)に到着。1835年の火事で壁だけが残った教会だ。近くの砲台跡と合わせて、しばし散策。歴史は感じさせるが、壁一枚だと、やはり厚みにかけるか…。 暑さで、ばててきたので、見物はここだけにして、フェリーターミナルに戻ることにした。今度は、ホテルやカジノが並ぶ大通り沿いを歩く。派手な装飾が施されているが、あか抜けなく、建物が古いため、すすけて見える。いささか貧乏臭い感じがするのは、強い日差しの下で見ているからで、きっと、夜になれば、怪しいネオンとともに違う表情を見せるのだろう。日本にいたときは、マカオというと、カジノがある程度の知識しかなかったが、アジア男性駐在員の間では、賭博と「女」で非常に有名な場所なのである。 実質滞在3時間、飲食はマクドナルドとスターバックスだけという初マカオだった。計画無しの訪問だったので、観光地としての評価を下せるほど、きちんと見て回った訳ではないが、往復HK$300程度で、香港とは一味違う情緒を味わえるのは、興味深かった。 香港に戻り、夕食を済ませて、Star Ferry乗り場の方に行ってみると、香港島の高層ビル群が、音楽と花火付きの、いつも以上に派手なライトアップ。何のイベントだったのだろう? |