IN/OUT (2004.4.18)

仕事では上着の必要なし。冠婚葬祭でさえ、上着もネクタイも必要なし。という国で働いていると、洋服代がかからないのがありがたく、この5年間、まったくスーツの類は新調していませんでした。しかし、出張があるので、全く不要という訳にもいかず、そろそろ新しいのが必要かと感じてきました。

で、買い物に行ってみたものの、どうも買いにくい。スーツの需要が少ないからか、安物と高級ブランドの二極分化している上に、どちらも品揃えが貧弱。仕事着は日本で買うのが良さそうです。


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"Starsky & Hutch" (04.04.17)

1970年代のTVシリーズ「刑事スタスキー&ハッチ」の映画化作品を観てきた。

過去のTVドラマの映画化は色々あるが、私と同年代ぐらいの人達がハリウッドで力を持つ時代になったのだろう。最近は、個人的に嬉しい時代の作品が選ばれることが多い。「スタスキー&ハッチ」はあまり熱心に見ていた番組ではなかったが、年代的にはドンピシャリだ。

「スパイ大作戦=Mission Impossible」や「宇宙大作戦=Star Trek」のような大予算派手SFX&アクション大作化路線ではなく、「Charlie's Angels」的なお笑い方面を強化した映画化である。主役コンビのBen StillerとOwen Wilsonは芸達者だし、「ヒョロマツ=Huggy Bear」役のSnoop Doggも良い感じだ。1970年代の風俗の取り入れ方や、オリジナル・シリーズの設定、小道具などの活かし方もうまいと思う。元祖スタスキー&ハッチ、Paul Michael Glaser & David Soulのカメオ出演も、オールド・ファンには嬉しいところだろう。しかし、色々と条件は揃っているのに、もう一つ、はじけっぷりが足りないような気がする。見ている間は笑いが絶えないが、結局、予告編以上の面白さが無かったという感じ。不完全燃焼感が残ってしまった。こういうのを見てしまうと、馬鹿映画だけど「Charlie's Angels」の突き抜けっぷりは、それはそれで見事なものだったなあと思う。



季節感の無い国に暮らしていると、年度末決算が一番、月日の区切りを付けてくれる風物詩。ということで、一年経ったなぁ、と色々思う今日この頃です。