IN/OUT (2003.12.21)

先週は、日本と香港へ行ってきました。これで、今年のChangi空港利用は最後のはず。

結構な回数、空港を利用した一年でしたが、行く度に店舗や施設が変わっていて、ほんと、退屈しない空港です。成田なんかと対照的に、出国審査後の店舗やカフェが充実しているのが、本当にありがたい。香港の空港も、Changiと同じく、出国審査後の時間潰しに困らない優れた空港だと思うけど、ちょっと巨大過ぎるかな。


in最近のIN

さとがえる2003 (03.12.12-15)

恒例、矢野顕子「さとがえるコンサート」追っかけツアーで日本へ行って来た。今年は、焼津とNHKホール2daysの、三公演に参戦。公演自体の詳細はやのコレを。

木曜夜のフライトで、金曜早朝に成田到着。NEX→新幹線を乗り継いで静岡へ直行し、駅前のホテルにチェックイン。夕刻、コンサート会場のある焼津へ向かった。初めて訪れた焼津は、予想よりはるかに小さな都市だった。早めに行って、会場の位置を確認した後、お茶でもして時間を潰そうと思っていたのだが、喫茶店が全く見つからない。暗くて寒い駅前商店街をうろうろするばかり。地方都市を甘く見ていた…。

翌朝、東京に向かい、土日のNHKホールでの公演を堪能。そして、日曜夜は、毎年恒例のオフ会。楽しゅうございました。

そのまま月曜も丸一日滞在し、銀行やら旅行代理店で庶務事項。さらに、ヨドバシカメラで新デジカメ用の周辺機器を、紀伊国屋書店で中島らもの新刊「こどもの一生」その他の書籍を購入。なかでも「シンボーズ・オフィスへようこそ!」は、角川書店発行の雑誌「バラエティ」に連載されていた当時、愛読していたもので、まさか、今になって読み返せるとは思ってもいなかった。とても嬉しい。同じく「バラエティ」に連載されていた大友克洋の「饅頭怖い」もいつか再読したいのだが、あれは版権の問題で難しいのだろう。

いまいち季節感に乏しいシンガポールに暮らしていると、この「日本訪問 for さとがえる&オフ会」が、年末を実感させる一番のイベントになっている。


香港のD&D (03.12.17-19)

日本から一旦戻って、すぐに香港出張だった。

宿泊した九龍半島側のホテルの窓から、香港島の夜景がよく見えたのだが、さすが香港。クリスマスのイルミネーションが、もう下品なぐらい派手だ。

金曜の午後は、香港オフィスのDinner & Dance Partyに出席してきた。日本で言えば、会社の忘年会である。シンガポールのAnnual Dinner & Dance Party(今年は、さとがえると日程が重なってしまい、参加できなかった)は、毎年、夜に行っているが、香港では、昼の12時から行うことになっているそうだ。代理店なども招待し、スピーチがあって、ゲームがあって、お楽しみ抽選会があるという基本フォーマットはシンガポールのパーティーと同じ。ただし、抽選会では招待したゲストにもちゃんと景品が当たるのが、大きな違いだ。シンガポールでは、社員にしか当たらない。なんだかセコいと感じてしまうのだが、シンガポールのスタッフに言わせれば「景品は社員のために集めたもの。ゲストには食事を振る舞うのだからそれで十分」ということらしい…。

司会進行を社員が行う(シンガポールだと、プロを雇う)ので、いささかもたつきながらも、パーティー自体は楽しむことができた。抽選会では、TVやDVDプレイヤーなどの、なまじ大きな豪華賞品が当たってしまうと、持って帰れない、というか、日本人が受け取ってしまうのはローカルスタッフから顰蹙を買いそうだと、別の意味でハラハラしていたが、無事()、末等の、薄い封筒に入った現金HK$300 を引き当て、ありがたく頂戴してきた。



ということで、去年のオフ会からちょうど一年。13年ぐらい封印されていた脳の一部を久しぶりに使おうとしても、そりゃ、うまくいかんだろう、という一年だったな。山有り谷有り。来年のことを考えるのは、もう少し後で…