IN/OUT (2003.9.7)

中秋節。町には特設月餅売り場が並び、オフィスの給湯室にも、取引先業者から届いた月餅が並んでいます。ちょっと腹に重くて、積極的に食べたいとは思わないお菓子なので、個人的にはさほど嬉しくも無いのですが。
お月様には、あっさりしたお団子の方が似合うと思うのは、日本人の感性なのかしらん。


out最近のOUT

求む、BBQ奉行 (03.9.6)

East Coast Parkへ、BBQ Partyに行ってきた。コンドミニアム付属施設のBBQ Pitで行われたパーティーには何度か参加したが、パブリックな公園でのBBQは初めてだった。

文字通り、海岸沿いにあるEast Coast Parkは、我が家から比較的近いのだが、これまで、週末の夕刻に足を運んだことは無かった。昼間、散歩したときにはあまり意識しなかったのだが、BBQ Pitがずらっと並んでいる。海岸沿いのオープン・スペースに設置されているものもあれば、簡易宿泊施設と一体化したものもある。この、80基ほどあるPitのほとんどが稼働中。シンガポール国民がBBQ好きだとは分かっていたが、まさかこれほどとは。少なく見積もっても、1,000人以上の人が、ここに集まってBBQをしている訳だ。Pitが集中している場所では、あたかも焼鳥屋台村の如く、煙が立ちこめている。

しかしながら、どうも私とBBQはあまり相性が良くないようだ。焼く方に回って、肉の面倒を見たりしていると、自分が食べるのがおろそかになる。かといって、座り込んでしまうと、今度は焼き上がりを取りに行くのが億劫になる。沖合にタンカーがずらっと停泊していて、海辺の開放感という点ではいまいちなのだが、それでも海からの風が吹いてくれば気持ち良く、ついつい、食べ物を摂らないまま、ビールばかり飲んでしまう。で、悪酔い。

さらに、今回のBBQでは、たれや塩の準備が不十分だったのも減点。事前の食材取り揃えと、参加者への持ち込み物資の依頼。そしてパーティーが始まれば、火の面倒を見たり、焼いたり、焼き上がりを分配したり、ということを仕切る、強いリーダーシップを持った人がいないと、BBQ Partyは成功しないのでは、と二日酔いの頭で愚考する次第。



中秋節にあわせ、様々なイベントも開催されていますが、赤道直下の熱帯で"Mid Autumn"を祝うというのは、いささか無理があるような気がする今日この頃です。