IN/OUT (2003.8.17)

MRT駅で見かけたポスター、「日本ASEAN交流年2003」。今年が、小泉総理の提案に基づいた「日本とASEANのパートナーシップの構築を進めていくために様々な交流を活性化する年」だったことを、一年の2/3を過ぎた頃にようやく認識しました。

シンガポールで開催される「NHKのど自慢」もその一環だったのかと、これまた今頃得心。そう言えば、来週には、サッカーのU22日本代表が来星するそうだけど、これは関係ないのかな?


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Chinatown再発見 (03.8.17)

MRTのNorth-East LineでChinatownに駅が出来て、行くのがずいぶんと便利になった。既存の、East-West Lineでも、Tanjong PagarやOutram Park駅から歩いていける距離ではあったが、やはりど真ん中に駅があると、気楽に行けるようになる。

もっとも、元々中華系住民が多数を占めるシンガポールで、わざわざ「中華街」というのも変な話ではある。実際の所、当地のChinatownは、歴史ある華僑街というよりは、政府が観光資源として再開発した場所と言った方が良いようだ。

いずれにせよ、Chinatown駅のA出口からエスカレーターを上がり、近代的な地下鉄駅から一転、目の前に、いかにもそれらしい中華街が広がる情景を見るのは、それなりにワクワクする。特に、欧米の観光客なんかには受けるのではないだろうか。実際、MRT駅開業後、ぐっと賑わいが増したように思う。

観光客相手にやっているような中華料理屋は玉石混淆。むしろ、石の方が多い印象もある。土産物屋も冷やかす分には楽しいが、そうそう掘り出し物は無いような…。そんな中、私としては、BBQ Porkの有名店「林志源」がお勧めである。支店が一つあるだけで、ライバル(?)店の「美珍香」のようなチェーン展開をしていないし、現金商売でクレジット・カードを受け付けない。店員の態度も素っ気なく、まるで観光客向きではないが、シンガポール人からの支持は厚く、いつも行列ができている。ここもまた、MRT駅開業以来、行列が伸びたように思う。主力商品のBBQ Porkは、ちょっと私にはしつこいのだが(それでも、他の店の物より、圧倒的に美味しい)、Prawn Chili Rollが絶品である。値段も安く、土産にも好適。



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電球爆発問題 (03.8.17)

リヴィング・ルームの照明は、電球になっている(私の選択では無く、大家の趣味である。代えるわけにはいかない)。蛍光灯に比べると暗く、読書には不向きだが、暖かい雰囲気に慣れてしまい、逆に、蛍光灯だと、「事務的な」「冷たい」印象を覚えるようになってきた。

しかし、慣れないのは、電球はすぐ切れるということだ。毎月のように切れる。フィラメントが切れるだけならよいが、200Vオーバーの電圧のせいだろうか、爆発するのだ。砕け散った電球が床に散乱すると、夜中でも掃除機をかける大騒ぎになる。今回は、帰宅してスイッチを入れた瞬間、5個付いている電球のうち、三個が同時に爆発。びっくりするやら怖いやら腹立たしいやら。

どの家庭も同様の悩みを抱えているのだろう。最近は、電球の売り場に、ソケットねじ込み式の蛍光灯が目立つようになってきた。長持ちするし、爆発しないし、電気代もぐっとお得、という訳だ。ただこれ、商品の選択が難しい。ソケットの形状にいくつか種類があるし、電灯の笠の大きさから、物理的に装着が難しい場合もある。

ということで、爆発した三個の代わりに買ってみた蛍光ランプ、見事に、装着不可能で、がっくし。



主管する外務省が、いきなり「主役は皆さんです!:記念事業を募集します。」と他力本願の展開を見せてしまっているところに、盛り上がっていない原因があるのかも…。これじゃ、ポスターで微笑む美女、さくら さなえ嬢も、がっかりしているのではないかと、大きなお世話的心配をする今日この頃です。

来週から、出張やら矢野顕子強化月間後半戦やら別の出張やらで、しばらく離星します。次回更新は、再来週以降になりそうです。