IN/OUT (2003.2.16)

当地のバレンタイン・デーには、チョコレート狂騒も無いし、「義理」なんてものも絡みません(万一、そう認識しているのが私だけだとしたら、非常に悲しいことになってしまうが…)。欧米に近いノリと言えるのでしょう。


in最近のIN

"The Quiet American" (03.02.12)

内容の事前知識は全くなかったのだが、ポスターを見るとベトナム絡みの映画らしいので、観てみることにした。

舞台は1952年のベトナム。フランス植民地支配に対するインドシナ戦争のさなかであり、米国の介入が進みつつあった時代でもある。物語は、Michael Caine扮する英国人ベテラン記者と彼の愛人のベトナム人女性、そして、アメリカ人青年の三角関係を描きつつ淡々と進んでいく。主演がMichael Caineということもあり、とにかく地味な展開だ。地味だけど、語り口が上手く、飽きさせない。コメディ・タッチの映画での印象が強いBrendan Fraserが達者で堅実な芝居をしているのも良いが、何より、愛人役のDo Thi Hai Yen嬢が、いかにも、欧米人が好みそうなエキゾチック・ビューティーで、高得点。やはり、ベトナム女性は色っぽいのである。

後半、物語は意外な展開を見せる、と言いたいところなのだが、冒頭のクレジットで"Graham Greene原作"、と出た時点で、それなりの予想が付いていた。それでもぐいぐい引き込んでいく力があるのだから、素晴らしい。ベトナム女性の描き方が、欧米人おやじ視点、という気もするが、とても良質で魅力ある映画だと思う。

もっとも、私が知らなかっただけで、この原作は日本でも出版されているし、1958年に一度、映画化もされているそうだ。米国のベトナム介入本格化前にこの物語を書いたGraham Greene、さすがの予見力である。一度目の映画化では、反共産主義が前面に出ていたそうなのだが、今回の映画化は原作に忠実だとのこと。しかし、それが災いして、9.11以降、愛国心が燃え上がった米国では、公開延期の末、結局、かなり少ない劇場でしか上映されなかったらしい(最初の関係者向け試写を行ったのが、2001年9月10日。タイミング悪すぎ)。もったいないことである。

さらに因みにこの映画、ベトナム・ロケを大々的に行い、ベトナム当局からは、あの時代を忠実に描いているとしてお褒めにあずかったそうだ。そこまでは良かったのだが、ベトナムで劇場公開された直後に海賊版Video CDが出回り、Phillip Noyce監督を怒らせたらしい…。



ということは、男性から女性に花束を贈る、というのが結構一般的と言うことで…
当日は会社の受付に、花束が届く届く。それも、既婚女性社員宛に、夫から。別に新婚ラヴラヴって訳じゃ無いんだし、そんなもの、家で渡せよ、という気もしますが。嬉しさも倍増で、他人にも自慢できるってことなんでしょうか(あまり突っ込むと、ひがみと取られそうだな)。