IN/OUT (2002.1.20)

週の半ばに、香港と台北に出張してきました。前々日の夕方に急遽決まり、それぞれ24時間ずつぐらいしか滞在しないという慌ただしさで、ほんと、仕事だけという感じでしたが。
出張なんだから、仕事だけ、と文句を言っちゃいかんな。


in最近のIN

香港のインドカレー / 台北の日本飯 (02.1.17 - 19)

香港での夕食は、時間が遅くなったせいもあり、フードコートのカレー屋で済ませた。シンガポールだと、インドカレー屋で働いているのはほぼ100%インド系の人だが(中華風のカレー屋とかマレー風のカレー屋というのも別に存在しているが)、香港のフードコートだと店員が中華系の人ばかり。ちょっと変な感じである。ビーフ・カレーとライス、ナン、サモサなどがセットになったメニューを頼んだのだが、適度な辛さで、フードコートにしてはなかなかおいしかった。シンガポールで食べる暴力的に辛い南インド風のカレーとは大違いである。

一方、台北では、夜は和風居酒屋。帰る前の昼食は吉野家の牛丼という、まるっきりの日本メニュー。台北だと台湾料理や四川料理がおいしいのだが、和食も日本と同等のレベルだと思う。いまいち感の強い居酒屋メニューや、調味料自体は日本から持ってきていると思われるのに、その日の店員によって味の濃さが全く違ってしまうというマニュアルの不徹底さが悲しい吉野家しかないシンガポールとは大違いである。


Coolpix 5000 (02.1.20)

新しいデジタルカメラを買ってしまった。NikonのCoolpix 5000。発売早々、ファームウェアのバグによる回収騒動が起きたり、操作性や画質が、事前のプレスリリースで盛り上がった期待からすると肩すかしだったりと、決して良い評判ばかりの機種では無いのだが、サンプルを見る限り、落ち着いた描写の絵が良い感じである。なにより、現行機種で評価の高いCanonのG2やSONYのF707と比べて、一回りも二回りも小さいところが利点だ。一見ダサいデザインだが、実際に手に取ってみると、その凝縮感が良い感触なのである。で、Sim Lim Squareでインド系オヤジから値段を聞いたりしているうちに、ついに物欲に屈してしまった。

やや癖のある操作性だが、設計思想のようなものが飲み込めれば、なんとかなりそうだ。この前に買った海外仕様のデジタルカメラで苦心した分、今回は英文マニュアルを比較的スムースに読めるのがありがたい。回転式モニターが付いた機種のお約束で、自分自身を撮影してみたが、期待したとおり、派手さを押さえた素直な描写である。しかし、これだけ画素数が多いと、自分の顔の皮膚の汚さが克明に描写されてしまい、ちょっと引いてしまうな。

本格的に使いこなすにはかなりの知識を必要とされる機械であり、私にはまるっきり猫に小判ではあるのだが、物欲充足度という点では、楽しい買い物だった。



in最近のOUT

Starbucks 相性悪し (02.1.20)

近所のモールにあるStarbucksをたまに利用するのだが、このところ、どうも店員に恵まれない。エスプレッソ系が主力の店のせいか、普通のコーヒーを頼むと、
「これから淹れるので4分ほど待ってくれ。席まで持っていくから」
と言われることがしばしばある。しかし、10分待っても、席に届くことが無い。忘れられているのである。

で、文句を言うと、マネージャーがコーヒー無料のバウチャーを持ってきて、「次回はこれを使っていただくということで、ひとつよしなに」、ということになる。これが数回連続している。結局、このところずっとコーヒーは無料になっている。そう考えると、これはOUTに書くべき事ではないという気もするが、やはり忘れられると腹が立つし、バウチャーをもらったらもらったで、たちの悪いクレーマーと思われてるみたいで、いささか居心地も悪いのである。(付け加えておくと、小心者としては、バウチャーだけを差し出すのは申し訳ないので、別にチーズケーキとか頼んでいるのである



暇つぶしに全く困らないChangi空港。圧倒的に広く、すでに常連となったフット・マッサージ屋もある香港国際空港。ともに、非常に快適に待ち時間を過ごすことができるのだけど、著しく見劣りするのが台北の中正機場第一ターミナル。パスポート・コントロールを抜けると、悲しいぐらい何も無い。しょぼい免税店と、さらにしょぼい喫茶室だけ。時間を潰すのにかなり苦労します。去年オープンした第二ターミナルの方を試してみたいのだけど、乗り入れ航空会社の関係で利用する機会がなかなか無いのが残念。