IN/OUT (2001.7.15)


香港、台北、シンガポール、が全て近所だと思っている日本の人が多いようで(私自身も、シンガポールってもう少し日本に近いかと思っていた)、色々と不便をかけられる今日この頃です。いや、色々と。


in最近のIN

Fitness with Jane Fonda (01.7.14)

室内運動具、その名も「Jane Fonda Fitness Rider」を購入した。

元来、身体を動かすのが嫌いなのだが、さすがに積年の運動不足に危機感を持ってきた。そういう時、タイミング良くフィットネス機器の展示即売会に出くわし、さらに「Jane Fonda」という名前を見て、即決。

今住んでいるアパートには、かなり大きなプールもあるし、無料で使えるエクササイズ・ルームも完備している。周囲をジョギングしている人も多い。本来なら、こんな器具を自宅に置かなくても運動不足解消には困らないはずなのだが、運動するために部屋から出る、ということ自体が面倒でしょうがないのである。

配達された物を見ていると、普通のエアロバイクの方が飽きがこなくて良かったような気がするし、タイマーとか、いかにもちゃちである。Jane Fondaって名前も、今の若い衆には、うけないのかもしれない。しかし、わたし的には、このネーミングが神通力を発揮してしまったのだからしょうがない。食卓の横に置かれたマッシーンを見るだけで、何となく体脂肪が燃焼したような気になるようでは、すでに三日坊主の不安が現実味を帯びてしまうのだが、どうなることか。


iPAQ続報 (01.7.15)

iPAQ Pocket PC購入から一月半ほど経過したが、なかなか快調である。

元々の使用目的であった、出先でのインターネット接続とスケジュール管理については、「nPOP」「Scotty FTP」「Pocket Informant」などのおかげで、すっかり実用的に使えるようになった。

当初、想定していなかった使用法として、「Ruby Reader」を利用しての読書、というのがある。これは、テキスト・ファイルを縦書きで表示できる閲覧ソフトだ。通勤時のお供に、結構重宝している。著作権が切れた作品をテキスト化されたものがフリーでダウンロードできるため、夏目漱石の諸作や岡本綺堂の「半七捕物帳」など、古い作品を読むことがめっきり増えてしまった。辞書・辞典以外の電子ブックというのには否定的な先入観を持っていたのだが、意外に便利だし読みやすい。アンチエイリアス・フォントを使えば、いかにもコンピューターという味気ない文字も解消される。これで、あともう一息、画面が高精細なら、言うこと無いのだが。



先週は、"SENSO"なるイタリア料理屋に行ったのだけど、前菜とスープは、まったく舌に合わず。がっかりしてたら、メインの肉料理だけはやたらと美味しい。雰囲気はなかなか良いのだけど、予約したお金持ち風客と、我々、無予約飛び込み日本人サラリーマン組とに格差をつけた接客態度。と、どうにもpros/consが極端に入り乱れ、INにもOUTにも仕分けできませんでした。