IN/OUT (2001.6.24)


日本でも報道されたようですが、シンガポールの携帯電話会社の一つ、M1が提供しているCDMA方式のサービスが終了されることになりました。今年中に、GSM方式へ切り替えられるとのこと。これで、シンガポール内の携帯電話は全てGSMに統一されることになります。日本でこそ使われていないものの、GSMはアジア諸国及びヨーロッパでは事実上の標準となっていて、ローミング網の充実も素晴らしく、さらに、次世代のW-CDMAへの移行も有利らしい。ということで、まぁ、然るべき方針だと思うのですが、私が加入していたのが、このCDMA方式。我ながら先見性が無かったというか....


in最近のIN

謝辞色々 (01.6.22)

iPAQ用の革ケースをアルゼンチンの業者から買ったのだが、対応迅速。届いた現物も、安っぽくなく、かつ重苦しいほどの高級な質感でもなく、私好みの良い感じである。

iPAQ用の米国シェア・ウェアで、うまく動作しない物があり、英語用のソフトだから仕方ないか、と思いつつ、開発元にメールしてみたら、非常に真剣に対応してくれた。修正ファイルを送ってもらい、無事、使用できるようになった。ありがたいことだ。

英国の通販業者も、現在、発送先の問題や支払いの問題など、小回りを利かせてくれている。助かる。

iPAQについては、Palmのような周辺機器やアクセサリが店頭には出回っていないのだが、ネットのおかげでほぼ満足の行く装備を揃えることができた。通販やシェア・ウェアでも、相手の顔が見えるような対応をしてくれるところは、実に気持ちが良い。

また、iPAQ用では無いのだが、日本のシェア・ウェアでも、海外からの支払いに対して色々と便宜を図ってくれた作者氏に感謝。

もう一つ、こちらが勝手に遠くから押し掛けただけなのに、丁寧な手紙を下さった出前主催者の方にも、恐縮しつつ感謝。


"Swordfish" (01.6.23)

ハッカー / クラッカーとスパイを絡めたアクション映画。減量したJohn Travoltaに、Hugh Jackman & Halle Berryの"X-MEN"コンビが絡むという配役に期待して見に行った。

最近のアクション系の映画では、コンピューター・システムに侵入する、という場面が多いのだが、本当は地味なはずの作業を、派手に、緊迫感を持って描写しようとするため、どうしても非現実的になることが多いと思う。そんなことにCPUパワーを使ってどうする? という感じの3D画面とか。パスワードをハックすることが物語の重要なキーとなっているこの映画でも、「なんだかなぁ感」は否めず。

筋立てが強引過ぎるし、カメラワークが、どうも落ち着きが無いように感じられる。全体とすれば可もなく不可もないアクション物、というところなのだが、冒頭の爆発シーンや、急斜面での追跡シーン、ラスト近くの飛行シーンなど、何カ所かアイディアに溢れた画面が印象的だった。Dominic Sena監督の才気が感じられ、結果的には、好印象である。緩急の「緩」の部分が改善されれば、私好みの監督になりそうな気がするが、下手すると、Michael Bay監督のような路線に行ってしまいそうなところが、要注意ではある。



既にCDMA方式の端末も売られておらず、どうせ切り替えになるのなら、とっととGSMに乗り換えてしまおうと思って、M1 Shopに行ってみたのですが、
「a few months で切り替わる。その時には無料で端末を配るし、電話番号も変更無しだ。今切り替えると、自腹で端末を買わなきゃいけないし、電話番号が変わっちゃうよ」
と言われてしまいました。

とりあえず、待つことにしたのですが、一応、「a few months」って、どれぐらいになりそうなのか聞いてみたら
「今年の12月までには…」
半年と a few months じゃ、大分違うと思うのだが......