Gatewayに新マシンを発注したのを機に、PC関連の店が集中しているFunan CentreとSim Lim Squareに何度か足を運んだ。やはり、増設やり放題のマシンが間もなく届くとなると、ノートPCだけを使っていた今までと比べて、こうしたショップを巡る面白さは倍増する。
どこか上品なFunanよりも、より秋葉原的に怪しいSim Limの方が、楽しさは上だ。本家秋葉原ほど、パラノイア的に最新製品が並ぶ、ということは無いが、パーツ類はかなり充実している。SCSIカードとCD-R/RWを買おうか、とか、PCカード用スロットを増設すると便利そうだとか、ハードディスクも一台増やしちゃおうか、とか、購入欲はふつふつと湧いてくるが、現状のPC使用状況を考えれば、購入直後は色々遊んでも、すぐに宝の持ち腐れになるのは明白である。っていうか、本体が届く前に、そんなに仕入れてどうする? と、理性を働かせる。
...が、やはり何か買わないと気が済まないので、とりあえずMicrosoftのIntelliMouse Explorerを購入し、ThinkPadで試用してみた。このマウスは、光学式でありながら、専用のマウスパッドが要らず気軽に使える。ボールを使うマウスと違い、ゴミが溜まって動作に支障が出ることがないというのが大きな売りである。
使ってみると、確かに良くできている。マウスの移動が、ボール → 回転読みとり軸、と物理的に伝わって移動方向と距離が検出される普通のタイプだと、マウスを動かしてからカーソルが動くまでに、微妙なずれというか遊びのようなものがあるのだが、そうしたものが全く感じられない。逆に、レスポンスがきっちりし過ぎて違和感があるぐらいだ。こういう製品を、周辺機器専業メーカーじゃなく、Microsoftが開発しちゃうというのだから、やはり、なんのかんの言われても、大した会社である。ただし、米国人の掌に合わせたのか、サイズ、特に厚みがすごくて、持ちづらいのが玉にきず。日本で販売されているのも、このサイズなのだろうか?
その他、電源ケーブルを買ったりして、受け入れ態勢は着々と整いつつある。新しいマシンというのは、ワクワクするものだ。