街を歩いていると、たまに強烈な生ゴミの臭いがすることがあります。まぁ、熱帯だから仕方ないよなぁ、早朝の渋谷よりはましだし、と思っていたのですが、どうも原因は、ドリアン("ドュリアン"という発音の方が近い)のようです。この時期、あちこちに露天が出てドリアンを売っているのです。
これが、どう考えても食べ物とは思えない臭いをしています。個人的には、砂漠の真ん中に一人放り出されて、手元にある食料がドリアンと納豆しかない、という状況に陥れば、迷わず、ドリアンの方を選ぶとは思うのですが、それでも、平常時にはちょっと食べてみようか、という気にはなれません。
当地の人は、皆、ドリアンが大好きなようですが、さすがにあの臭いが強烈であるという認識はあるらしく、ホテルのロビーやMRTの車内への持ち込みは禁止されています(どこかのカラーPDAの広告で、"ドリアンを合法的にMRT内に持ち込む唯一の方法"という謳い文句で、ドリアンのカラー画像をディスプレイに表示させた写真を使っているものがありました)。日本人MD(社長)がドリアンが苦手である我がオフィスも、原則ドリアン持ち込み禁止のはずなのですが.....
MDが出張中なのをいいことに、ドリアンケーキを持ち込んだ奴がいたのです。生じゃなくて、ドリアンクリームを包んだパンケーキのようなもののようなのですが、やはり臭い。それも、私の席の真ん前。ただでさえ、疲労で効率ががた落ちの時に、勘弁してくれぃ。
- 怒濤の衝動買い (99.4.25)
- ほぼ一ヶ月ぶりに会社を休むことができた。何はなくとも、CDをちゃんと聴くことができる環境を整えなければ、と、さっそく買い物にくりだした。
で、いきなり飛び込んだ店で、スピーカーとアンプを即決してしまった。本当は、何軒か回って比較してから、と思っていたのだが....。
「日本では、どこの製品を使っていたのか?」
「ダイアトーンとオンキョーです」
「じゃぁ、似た傾向のスピーカーを予算内でみつくろってあげよう」
と、きちんと試聴させてくれる感じの良い店員に、すっかり乗せられてしまった。もっとも、後で、彼が「ダイアトーン」と「タンノイ」を聞き間違えていたことが判明したのだが。それでも、かなりちゃんとした知識を持った店員のようで、こういう、つぼをついたセールストークには弱いのだ。で、結局、日本では耳にしたことが無かった、Castle Acoustics(イングランド製)のスピーカーに、NADのアンプを組み合わせて購入。来週、配達してもらうことにした。
アンプとスピーカーだけ揃ってもしょうがないよなぁ、と思えば、あとは一気。Sim Lim SquareでデンオンのCDプレイヤーを購入し、近所の電器屋で東芝のDVDプレイヤーとデンオンのミニ・ディスク・デッキを購入。最初にスピーカーを買った時点では、まだ理性があったので、店員に告げた予算はぐっと控えめだったのだが.....。一通り揃えてみると、どうもバランスがなぁ。もっとスピーカー代を奮発するのだった。と後悔してしまう。が、これは考え方の根本が間違っているのであって、本当は、スピーカーに合わせて全体のバランスを考えて買い物をすべきなのである。というか、分相応という言葉を噛みしめるなら、CDラジカセでも良しとすべきところなのだろう。(あぁ、でも、もうワンランク、いや、ツーランク上のスピーカーにしとけばぁぁぁぁ)
ともかくも、木曜日の配達が楽しみである。これでようやく文化的な生活ができるというものだ。
現地スタッフが言うには、ドリアンを部屋に持って帰れば、ハエも寄りつかない、ということです。それほど臭いが強いということなのですが、あの生ゴミライクな臭い、ハエ好みのように思うんだけどなぁ。いつか、試してみようかしらん。
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