「猿の惑星(Planet of the Apes)」が、ちょっとしたブームになっています。どうやら、ジェームズ・タイタニック・キャメロンが、リメイク版の脚本を執筆中であることがその一因みたいです。
ビデオ屋には「Planet of the Apes、全5巻セット」が平積みにされています。近所のBORDERS(書籍、CD、ビデオを全て扱っている)では、そのビデオコーナーに、「The Monkeys」のCDと「Curious George(ひとまねこざる)」の絵本が一緒に並べられていて、笑ってしまいました。
(後日見に行ったら、その棚には、さらにダーウィンの「種の起源」も並べられていました....)
テレビでも、全5編を連続放映したりしているみたいです。ちょっとうろ覚えですが、関西のローカルテレビ局が、お正月に、やはり猿の惑星全編一挙放映をやっていたような記憶があります。なんともお間抜けな企画だと思っていたのですが、あれは時代を先取りしていたんですね......
- Parent Trap (98.9.7)
- Labor Dayで三連休。日本と比べて、祝日が圧倒的に少ない米国では、貴重なWeek Endである。と言っても、一日目は昼まで寝て、起きてからもごろごろしていたらすぐに夕方になっちゃうし、二日目も朝寝して掃除やら洗濯やらしてると何もできない。で、三日目。
同僚達は、休日には車で遠出をする事が多いらしいのだが、運転が好きじゃない私としては、いささか二の足を踏む。せめて、ダウンタウンに行ってみよう(いまだに自分の運転で行った事が無い)と考えていたのだが、例によって車線変更でもたもたしているうちに、面倒くさくなってしまった。
結局、近所にある映画館に行くことにした。上映しているのはThe Parent Trapなる映画。何の予備知識も無かったのだが、入場料が3.5ドルなので、あまり気にならないのだ(日本のように絵看板が掲げられている訳じゃないので、映画館に行っても、まったく内容の想像がつかない)。
上映が始まってがっかり。ディズニーのファミリー映画だった。1961年製作の同タイトルの映画(邦題は「罠にかかったパパとママ」)のリメイクで、双子の女の子と離婚した両親を巡る、コメディである。いかにもお子様向けのストーリーと演出、生意気な子役の演技で、最初の30分ほどは、思いっきり馬鹿にしながら観ていたのだが、途中からは結構真剣に見入ってしまい、涙腺が刺激される場面もいくつか...。終盤の展開がややクドイところをもう少し整理したら、それなりに良い映画になると思う。何より、一人二役で、主役の双子が演じられているのだが、まったく不自然さを感じさせない画面になっていることに感心させられた。裏ではかなり高度な画像処理技術が駆使されているのであろう。
小さい、地元のお年寄り達しか来ていないような映画館で、休日の昼下がり、ディズニー映画を見る。しみじみと楽しいものである。
- 60マイルは遠すぎる (98.9.11)
- 日本からの出張者が訪れ、総勢5名の日本人で昼食に行くことになった。車一台で行こう、ということで、一番大きい車を使っている私がドライバーになってしまった。(日本人出向者は会社のリースカーを使っている。私が使っているのは前任者から引き継いだ車で、決して自分で選んだ訳では無い)
せっかくだから、普段あまり行かない所にしよう、と言われ、助手席の同僚に指示されるままに向かった日本食屋が休み。それではと、次に向かったのは、会社をはさんで反対方向の店。何とかたどり着いたものの、会社へ戻る時には、少しでも運転しやすい道を、というナビゲーターの親切心があだになって、結局間違った道を進んでしまい遠回り。距離計を見れば、昼食の往復だけで60マイル!。なんで、親子丼食うために、100Kmも走るのか.......
私が運転に慣れるようにという、皆の思いやりの結果だと、ポジティブシンキングする気にもなれず、午後は全く仕事にならないほど疲れ切ってしまったのだった。
さて、不調続きのThinkPadですが、Compu USAに持っていってみたところ、やはり、「保証書が無いと....」と言われ、IBMにe-mailを出してみました。さすが、IBM。数時間後には丁寧な返事が返ってきましたが、結果は、「535Xは日本独自のマシンであり、国際保証の対象外。修理するには日本に送り返してくれ」とのこと。
Fry'sという、大型店に行ったところ、ノートPC用のハードディスクを売っているのを見つけたので、自分でディスクを換装しようかとも思ったのですが、バックアップ機が無い状態でそのようなギャンブルをするのにも、二の足を踏むところです。
もっとも、Compu USAに持って行って以来、不調は再現していません。信号の手前で急ブレーキをかけたときにThinkPadを入れた鞄が助手席から転がり落ちたのですが、その衝撃でしょうか? まあ、理由はともかく、しばらく、様子見といったところです。
前のIn/Out | 次のIn/Out |
In/Out一覧 | |
Top page of JK-ism |