IN/OUT1998/7/18


これまで何度も、運転が苦手だとこのページで愚痴っているのですが、通勤に関してはかなり慣れてきました。懸案の駐車に関しても、8勝2敗ぐらいのペースで、なんとか収まるようになってきました。残る難関は車線変更です。

特に、はじめて行くような場所の場合、曲がるべき交差点で、然るべき車線に入れなかった/気付かずに入りそびれた、ということが、往々にしてあります。こうなると、もう道なりに進むしか無いわけで、頭の中はパニックになり、ただでさえ不足が指摘されている注意力がさらに散漫になるし、まったく困ったものです。後述する理髪店も、普通に行けば20分ぐらいで行けるはずのところ、一回、曲がるべきところで曲がりそびれてしまったため、Uターンできるポイントが見つからないまま遥か遠くまで行ってしまい、道に迷ったあげく、結局2時間もかかってしまいました。もっとも、こういうこともあろうかと、予約の2時間半前に家を出ていたので、事無きを得たのですが......

前向きに考えるなら、こうした経験を積み重ねて、道を覚えていくのでしょうが、やはり電車の有る生活が懐かしい今日この頃です。


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まぁ、結果オーライか  (98.7.17)
今年は、例年以上に夏の訪れが遅かったということだが、ようやく気持ちの良い季節になってきた。春・秋・冬は雨ばかりの当地も、夏だけは雲一つ無い晴天が続く。気温はそれなりに上がるが湿度が低いため過ごしやすいし、8時半頃までは明るい。この季節、工場の生産性ががた落ちになるのもやむを得ないことかもしれない。

ウォーター・フロントの公園で地ビールの試飲大会のような催しがあるというので、金曜日の定時後に出かけてきた。6時過ぎとはいえ、まだ昼下がりのような青空の下、ビール三昧とは本当に気持ちが良さそうだ。.....が、会場があるはずの公園には緑の芝生が広がるだけで、催し物の気配が無い。近くのホテルのフロントで聞いてみると、開催は来週とのこと。同僚が勘違いしていたのである。せっかくダウンタウンまで出てきたのだから、どこかで食事でも、と考えるが、それでは同僚の奥さんがせっかく作ってきてくれたいなり寿司が無駄になってしまう。

ならば公園で缶ビールというのも快適だろうと、コンビニへ行ってみた。しかし、レジのお兄さんに「公共の場でアルコールを飲むことは法律違反で、85ドルの罰金だよ」とたしなめられてしまった。お堅いところは妙にお堅いのがアメリカである。しかし、青空・ビール・いなり寿司の三点セットで頭が一杯の我々にとって、なんとも無情なことである。

結局、通りにもテーブルを並べているホテルのバーに行き、ビールをオーダーし、外のテーブルでいなり寿司を広げながらビールを飲む。かなり車の通行量が多い通りに面しているので、他の客は皆、屋内で飲んでいる。ここなら、いなり寿司を見咎める人はいない。当初期待していたような開放感、爽快感には程遠いような気もしたが、まぁ、それなりに良かったかな。



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次回はどうする?  (98.7.18)
海外で髪を切る、というのは結構悩むところである。まず、自分の希望を適切に伝えられるか、という問題がある。散髪用のボキャブラリーというものを持ち合わせていないのである。さらに、白人を主たる客層としている理髪店では、日本人の髪質に戸惑ってしまって、なんとも悲惨な仕上がりになることが多いと聞く。

そのため、駐在員の多くは、妻に切ってもらっている。そうもいかない人の場合、頼りにするのが、日本人美容師のいる店である。私も、皆の勧めに従って、その店に行ってきた。

結果に満足しているかと言われると難しいところである。腕自体は決して悪くは無いとは思うのだが、どうも相性が良くないような気がする。しかし、この近辺で日本人の美容師は彼女しかいない。

どうせ、2週間もすれば、髪が伸びてきて散髪直後の違和感は無くなってしまうのだから構わないような気もするが、それなら近くの米人理髪師を試してみても良いような気もする。些細なことだが、結構悩んでしまう。



やはり、スタイルシートを使うと、ブラウザによって見え方にばらつきがあるらしいので、元に戻しました。こういうことがあると、ネットスケープ社とマイクロソフト社のブラウザ開発競争の不毛さが恨めしくなります。

不毛さが恨めしくなると言えば、為替相場の変動の事を考えてしまいます。1ドルが100円ぐらいだったのが、あっという間に140円。円高が進んで、1ドル=70円台突入と言うのも、そんなに遠い昔のことでは無かったのに。

実際のところ、日本で暮していても、米国で暮していても、ここ最近で急激な物価上昇や価格下落があったかというと、そんなことはありません。それなのに、ドルを円に換算してみると価格が全然変わってくる。円安が進むほど、我々日本からの出向者にとっては物価上昇感が出てくるわけです。70円の時代から140円、ほんの数年間で2倍です。国家の経済情勢・投機筋の思惑・個人の生活観、これらが100%整合していないことのしわ寄せは、結局個人に回ってくるような気がします。

.....って、何が気になっているかというと、先週書いてまだ解決していない、行方不明の小切手。あの金額を100円で換算するのと140円で換算するの、がっかり感が全く違うんですよねぇ。


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