今の街に住んでて5年ほど。すっかり暮らしのリズムが確立しただけに、引っ越しというのは、中々億劫なものです。国内での様々な手続きやら、荷物の整理、向こうでのアパート探しに、家財道具の購入(運送荷物の会社制限枠がびっくりするほど小さい...)、車の免許取得と、面倒くさそうなことも多いけど、同時に楽しみなことでもあります。
引っ越しの具体的な準備は3月に入ってから開始したのですが、引っ越しにかこつけた宴会だのは既に何度もやってたりします。今の街に住み続けていれば、きっと会うことの無かったであろう人達とも、この機会に会う事ができて、嬉しいや楽しいやら、余計に寂しく感じちゃうやら....。
- バンドワゴン (98.3.14)
- 4人の若者がバンドを結成して、「伝説のマネージャー」とともにおんぼろワゴンでツアーに出かけ成功を目指すという、青春ロードムービー的な話。脚本自体は、なかなかつぼを押さえた笑いが散りばめられているのだが、どうも演出に「へなちょこ感」が漂っている。だけど、そのへなちょこ感が、主人公のバンドメンバー達の雰囲気に合っていて、許せちゃうところが御愛敬。実際にバンド経験があるというジョン・シュルツ監督が、若者のバンドというものを良く理解し、愛情を持っているという感じが伝わってくるからか。
途中までは「IN」に入れるほどじゃないかな、と思っていたのだが、ラストシーンの爽快さで一気に逆転。終わってみれば、気持ちの良い好印象の作品だった。
- タイタニック (98.3.13)
- 前半は、ディカプリオ君のアイドル映画として観るには予想以上に快調なペースで期待したんだけど、船が沈み始めてからのテンポにどうもついていけなかった。結果として、アイドル映画としても、恋愛映画としても、パニック映画としても、中途半端になってしまったような気がする。かなり早い段階で結末が容易に予想できてしまうのも、ちょっとつまらない。登場人物の性格設定を強調するための「いかにも」のセリフや、手慣れた伏線の張り方は、まさにハリウッド映画の王道。王道過ぎて、これもマイナス要因。
ジェームズ・キャメロン監督、渾身の一本、というのは良く分かるのだが、プロジェクトが巨大になりすぎたせいか、勢いとか熱意みたいなものが響いてこない。なまじ評判が高かっただけに、ちょっと辛口の採点になったかな。
今回は、この二週間分を記録。
- VISAの申請
- 米国の場合、まずは現地移民局にビザのための質問書等を提出し、許可が出ると、在日米国大使館へ申請することになる。実際の英文の申請書等は弁護士に清書してもらうのだが、「なぜ、自分が赴任しなければならないのか」「どうして、米国人では務まらない任務なのか」を綿々と訴えなければ、「日本人を働かせるよりも、米国人の雇用を確保しろ」ということになってしまうらしい。そのため、半日かけて、いかに自分が優秀な社員であるかを説明する文書をでっち上げた。
- 引っ越しの申し込み
- 引っ越し業者に連絡。下見の日を打ち合わせる。
- 購入品リスト
- 変圧トランス2台。炊飯器と、PCの周辺機器用。
- 航空券手配
- 5月2日のDL52便を押さえておく。
- 前日のホテル予約
- ちょうどGW期間にあたるので、早めではあるが、出発の前日の宿泊場所を確保する。最終日にビジネス・ホテルというのも寂しいので、ここは奮発。
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