IN/OUT1998/3/8


駅と自宅の間に、新しくスーパーマーケットが出来ました。今までは、夕食の材料を買うのに、遠回りしなければならなかったので、便利だと喜んでいたのですが、いざ開店して行ってみると、これが高級スーパー。置いてあるものは、輸入食材やら高級食材が多い。例えば鶏肉だって、名古屋コーチンとか比内鶏の100g = 400円以上のもの、と、並みのスーパーの牛肉よりはるかに高いものしか置いていません。もちろん、品質は良いものばかりだし、珍しい調味料やスパイスを見ていると、欲しくなるものばかりなのですが、ここで毎日買い物していると、食費は間違いなく倍かかってしまいます。まったく、良いんだか悪いんだか。

「高級スーパー」の常として、レジを済ませた商品は、店員が袋詰めしてくれるのですが、そんな人件費は削ってくれぇ、と思うのは私だけじゃないと思うんだけどなぁ。



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フル・モンティ  (98.3.7)
とても良くできたコメディ。何故「男性ストリップ」なのか、という説得力に欠けるような気もするが、そこさえ納得してしまえば、ストーリー展開のテンポも良いし、"nature program"等のさりげない小ネタもくすぐってくれる。ドナ・サマーやトム・ジョーンズの音楽も好みだし、夫婦の愛情だの、親子の情愛だの、仲間との友情だのと言う、人情系の部分をさらっと描いているところも好感。これが、ハリウッド映画や日本映画だと、もっと押し付けがましくなって興ざめしそうな気がする。

「フル・モンティ」の「モンティ」は「モンティ・パイソン」の「モンティ」と同じだと気付く。英国は侮れない。


クン メーはうめぇ  (98.3.7)
ベタなタイトルではあるが、新大久保、駅近くにあるタイ料理屋「クン メー」へ行く。かなり小さい店だが、味良し。タイ風さつま揚げは東京で食べた中では最高。「タイ料理にはワインが合う」とメニューに書かれているところも、我が意を得たり。

それにしても、生マンゴスチンの輸入ができるようにならないかなぁ。



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華麗なるやぶ医者  (98.3.6)
この時期、花粉症なんだか風邪なんだか自分でも分からなくて困るのだが、頭が痛くて寒気がして関節が痛む、とくれば、やはり風邪である。これは絶対熱があるな、と思い、会社を早退する。会社の近くの医者は昼休みの時間だったため、とりあえず自宅に向かう電車に乗ったが、近所に医者の心当たりが無いため、3駅向こうの以前住んでいた町にある医者へ行くことにする。

久しぶりに訪れたその医院は、すっかり模様替えしていた。受付は、一流企業の本社ロビーのごとき雰囲気。制服を着た女性がにこやかに応対してくれる。ふかふかのソファに座って待つことしばし。診察室に通されると、そこには、容姿を第一基準として選考されたに違いないと思われる看護婦さんを3人従えた青年医師が微笑んでいる。あまりに出来すぎていて、テレビのコメディかなんかの設定みたいだ。

「熱がありそうだ」と告げると、医師は、耳で測る体温計を取り出す。赤外線を耳の奥に照射して、反射光を分析することで、計測時間=1秒を達成したというニュースは耳にしていたが実物を見るのは初めてである。結果は36.5度。彼は、にこやかに「かるい風邪でしょう。花粉症にも効くような薬を処方しときます」とのたまい、一瞬で診察は終了。その間、後ろに控えている3人の看護婦は書き割りのごとく、ずっと微笑んで立っている。

薬をもらって帰るが、どうも熱が無いというのが納得行かない体調である。自宅についてさっそく脇の下で測る体温計で調べてみると38.2度。おいおい、どうなってんねん?まぁ、すぐにベッドにもぐりこんだら、夜中には熱が下がったから良いけど、なんだかなぁ....



道端にオオイヌノフグリの花が咲いているのを発見。嬉しくなりました。青い、小さな花ですが、私の最も好きな、春を感じさせる花です。それなのに、この名前、「大きい犬の○○袋」というのは、酷すぎます。小学生の時、「春の草花を摘んで持ってきましょう」という宿題に応えて、この花を持っていったのですが、名前とその意味を教師に教えられた時には、怒りすら感じたものです。
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