既に機能的には成熟しきったものが多い中での差別化にしのぎを削っているため、ニッチを狙ったアイディア一発勝負みたいな新商品が多いというところが楽しませてくれます。テクノロジー自体がヒステリックなまでの勢いで進化していくPC系の商品とは違う面白さですね。花王の「クイックルワイパー」シリーズの商品展開なんて、ついつい乗せられてしまい、洗剤拭き用シートもハンドワイパーも奥の手ワイパーも、よく考えたらどうってことのない商品なのに、はじめて見つけた時に思わず買ってしまいました。
こういった物を色々揃えたからって、ちゃんと使わなけりゃ家の中が奇麗になる訳じゃないのに...我ながら困ったものです、ついつい掃除用高価な物を買ってしまうというのは。
- 町田康は同い年
- 遅れ馳せながら「くっすん大黒」を読む。評判にたがわず面白い。でたらめのような饒舌な文章も、実は言葉の一つ一つを吟味して使っているようで好感。"INU"の「メシ喰うな」をリアル・タイムで知っている者としては「町田 "町蔵" 康はうまい年の取り方をしているなぁ」と感慨深い。俳優業も行なっているようだが、山本政志監督の映画を選ぶ、というところが渋い。パンク・ロックを歌いつづけながら、ファンも納得する芸域の広がりを展開できるというのは、彼の才能の深さを物語る。
ミュージシャンの年の取り方、と言えば、例えば、ローリング・ストーンズやイエス(のジョン・アンダーソン)みたいに、30年も40年も音楽スタイルを変えずにロック・ミュージックに取り組み続けるというのも、カッコイイと思う。
老成して「いぶし銀」なんて評価されるようになるのはみっともないと思う。バラードばっかり歌うようになるロック歌手とか。
俳優業に転身するミュージシャンも多いが、元TH eROCKERSのあの人のようにホームドラマに出るようになるのはいかがなものか。元ARBの彼も、いただけないなぁ。リンゴ・スターの「おかしなおかしな石器人」には、それなりに納得してしまうのだが。
作家になって、頭でっかちの文章を書くようになるのもねぇ。どうも権威主義的な態度が鼻に付くぞ > 元エコーズ
ということで、町田康氏の今後に注目。
- さすが食い倒れの街 (98.2.21)
- 「やのコレ」のオフ会で大阪へ。こちらでも、素敵な人達に集まってもらえて感激する。訪れたお店も、どこも安くて旨く、さすが大阪だと感心する。
- 新世界の串カツ屋
- 大阪を代表するファースト・フード、串カツ。ショーケースに入っている肉やら海老やらのネタは、お世辞にも鮮度が良さそうには見えないのだが、揚げたてを食べると実に美味い。一本100円程度というコストパフォーマンスの良さも素晴らしい。東京にもこういう店が欲しい。
- 新世界の甘味処
- おしるこを食べた。グルメ番組などでは、この手のメニューを評して「上品な控えめな甘さが云々」というのが常套句であるが、そんな小洒落た甘みとは対極にある「ひたすら甘い!」という味付けは爽快ですらある。コストパフォーマンスも凄い。
- galletto nero
- 南森町にあるイタリア料理店。こじんまりとした雰囲気が好感の持てる店である。ここも非常にリーズナブルな値段で満腹にさせてくれる。前菜及びパスタの種類の豊富さは特筆もの。
- ♭(フラット)フラミンゴ
- 南森町にあるバー。OLD JAZZやLATINが流れる落ち着いた店内。マスターも好人物。ここもまた、コストパフォーマンスが凄い。もう、東京での飲食が嫌になってしまう。しかし、こういう店で「かねてっちゃん」の歌を合唱してはいけないのである>我々
- 98なんて嫌いだ (98.2.22)
- オフ会のために実家に戻ったついでに、父が通っている地域のボランティア・センターへ行ってくる。前もって頼まれて作成しておいた経理帳簿用のエクセルのテンプレートをセットしたり、アクセスの使い方の説明等を行ったのだが、ここにおいてあるのがNECの9821シリーズ。日頃使っているPC/AT系のキーボードとあまりに違うため、変なところでてこずってしまう。あれなら、まだMacのキーボードの方が使いやすい。さらに、ディスクの中に500個近い「*.tmp」ファイルが溜まっているのを発見し、削除しようとすると、エクスプローラがハング・アップしてしまう。原因を探り出すと泥沼にはまりそうなので、それ以上の追求はしなかったのだが、結局、中途半端なところで説明を切り上げざるを得なくなってしまい、ちょっと申し訳ない。慣れない機械を触るもんじゃ無いな。
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