身の回りに、最近インターネットに接続するようになった知人が増えてきましたが、彼らへのアドバイスは「いわゆる有名サイト巡りも良いけど、自分と嗜好の合いそうな人の個人ページを見つけてメールを出してみると、ネットワークの面白さが倍増するよ」ということですね。
- わし、死んでしまうんかなぁ (98.2.11)
- 吉祥寺の献血ルーム「タキオン」にて成分献血。いつもは両腕に針を挿され身動きの取れない状態になるのだが(片方で抜きつつ、もう片方で血小板採取後の血液を戻す。45分ぐらいで終わる。)、今日は片腕(片腕に挿した針で、抜くのと戻すのを交互にやる。一時間くらいかかる)だったので、途中でコーヒー飲んだり煎餅食べたりできて楽だった。
が、問題は献血前の検査である。担当はかなり高齢の医師、動きが通常の1/3ぐらいのスピードという「逆シャア状態」である。ゆっくりと血圧を測った後、採血サンプルの分析結果の出力を眺めつつ、ぼそぼそとのたまうには
「血・小・板・が・多・い・で・す・ね」
献血時の検査で、異常を告げられるのは初めてであり、緊張して続きを待つが、老医師はそのまま20秒ほど黙り込む。そんなに異常な数値なのか?とびびっていると
「ま・ぁ・機・械・は・あ・て・に・な・ら・な・い・か・ら」
おいおい、それで終わりか? しかし、こちらの不安をよそに老医師は、ぜんまいの切れかかったからくり人形のごとき微笑みを浮かべながら、
「じゃ・あ・よ・ろ・し・く」
こんな検査ならしなきゃいいのに、まったく。
- 別に愛校心が無い訳じゃないけどね
- 出身校が春のセンバツに出場する事になった。何十年ぶりかの出場ということで、地元ではそれなりに話題になっているらしい....と他人事モードでいたら、うちにも寄付を依頼する手紙が届いた。おいおい、あの学校から甲子園まで、小一時間もあれば行ける距離だぞ。何にお金がかかるんだ? 他の運動部が全国大会やインターハイに出場するときにはこんな寄付の依頼はこないのに、何で野球部だけなんだ? 高校野球って、主催の新聞社はともかくとして、NHKを筆頭にマスコミが大きく取り上げるのが、どうも納得いかない。
ということで、寄付はお断り。いったい、何人ぐらいから集まるのだろうか?
- Spring has come! (98.2.10)
- ついに、杉花粉シーズン到来。午後になると、目はかゆいわ、鼻はむずむずするわ、のども不快になるわ、と仕事の能率もすっかりダウン。まだ花粉の飛び始めで、この後どんどんひどくなって行くかと思うと、すっかり憂鬱である。勤務地のあたりは、最盛期に白い車を一日駐車してると、ボンネットがまっ黄色になるぐらい花粉が多いところなのだ。杉が花粉を飛ばすのは自然の摂理として、せめて一・二週間の短期集中にしてもらいたいものである。
- 観られなかった映画、観なかった映画、観てしまった映画 (98.2.15)
- 今日は映画を観よう!、と思いつつ、雪のため家を出るのをぐずっていたら、結局、目当ての「フル・モンティ」は立ち見になっていた。そこまで頑張る気力は無いし、つくづく縁が無い映画だなぁ、と思いつつ、別の映画館へ行ってみることに。
最初に目に付いたのは「蘇る松田優作、探偵物語 - 特別編 -」。最近、キムタク効果もあって若い人に人気が出たからといって、映画館でTVドラマを上映するか? 映画会社の志の低さにあきれてしまう。これが「蘇る松田優作、野獣死すべし」とか「遊戯シリーズ一挙上映」とかだったら迷わず入るのだが....
で、結局、待たずにちょうど上映が始まるという理由で「SPAWN」を観てしまう。お金と時間の無駄だった.....。うまく作れば、メタルバンドのライブを観ているようなドライブ感に溢れた映画になりそうな素材なのに、テンポ悪すぎ。コミックが流行ったから映画化してみました、というだけの、志の低い作品だった。しかも、ほぼ満員の館内で、隣のお姉ちゃんにコーラをお気に入りのコートにこぼされてしまう。睨み付けても、きちんと謝らない。が、かなりガタイの良いお兄ちゃんと一緒だったので、それ以上の抗議はできず。トホホなのである。
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