地の文をワープロソフトで作って、会社のプリンタで(こっそり)出力し、動物のカット集から干支の動物を切り抜いた物を、はさみとのりでカット & ペースト。これを原稿にして、あとは簡単印刷。一応、カット集は洋書屋で入手したものを使ってるのがこだわりだったりしますが、良く言えば「シンプル」、悪く言えば「手抜き風」の仕上がりになります。毎年このパターンですが、効率性と経済性から言って、これがベストだと確信しています
問題は、完全なやっつけ仕事になっていて、仕上がりのきれいさや、付け加える手書きの挨拶が、年々雑になっていくこと。でも、年末ってただでさえ忙しいので、なかなか丁寧な作業は難しいですね。
- クリスマスカードは嬉しい
- 久しぶりにクリスマスカードなるものをもらった。一つは、飛び出す絵本タイプの可愛い奴、もう一つ、カードといっても電子メールで、ASCII文字で描かれたサンタのイラスト。
元日の一日に集中する年賀状と違い、クリスマスまでの一ヶ月ほどの間に徐々に集まってくるという楽しさがあるし、「喪中に付き云々」みたいな慇懃無礼さとは無縁なのもクリスマスカードの良い所ではないだろうか。本当に大切にしている人には、やっつけ仕事の年賀状を送るよりもいいのでは、と思う。問題は、今年カードをくれた二人以外、身の回りにクリスチャンがほとんどいない(私もだけど)ということである。
- いまさらLPサイズってのもねぇ
- 筒美京平のボックスセット「HISTORY 〜Kyohei Tsutsumi ultimate collection 1967-1997 compact disc digital audio volume1.」を購入する。目当ては、ザリバの「或る日」。矢野顕子さんが所属していたバンドのデビュー曲(というか唯一の曲)で、この一曲のために9,800円だしてCD4枚組みのこのボックスを買ったのだ。相変わらずの浪費癖には我ながら苦笑せざるを得ない。
それにしても、収録曲は壮観である。歌手名を挙げていくと、いしだあゆみ、弘田三枝子、ヴィレッジ・シンガーズ、ザ・ジャガーズ、オックス、ジャッキー吉川とブルーコメッツ、橋幸夫、黒沢明とロス・プリモス、美樹克彦、西田佐知子、ヒデとロザンナ、佐川満男、ブレッド & バター、石田ゆり、奥村チヨ、朝丘雪路、宇野ゆう子、尾崎紀世彦、平山三紀、堺正章、井上順之、渚ゆう子、坂本スミ子、伊東ゆかり、欧陽菲菲、五木ひろし、チェリッシュ、つなき & みどり、朝倉理恵、かまやつひろし、テレサ・テン、南沙織、野口五郎、西城秀樹、郷ひろみ、フォーリーブス、麻丘めぐみ、小林麻美、岡崎友紀、浅田美代子、水沢アキ、優雅、リンリン・ランラン、太田裕美、アルフィー、オフコース、スリー・ディグリーズ、岩崎宏美、オリエンタル・エクスプレス、川崎麻世、桑名正博、中原理恵、庄野真代(....ふぅっ)。たった一人の作曲家がこれだけの歌手に曲を提供してきたとは驚きである。
しかも、このボックスセットは"volume1"、当然"2"もあるのだ。コムロ某なんて足元にも及ばない活躍である。昔の曲も、今、改めて聴いてみると「職人技」が感じられる音作りがされていたことに気付かされる(洋楽からのパクリも、コムロ某と違って換骨奪胎という表現がぴったりくる巧さである)。それなのに、ほとんどマスコミに姿を見せないというのも筒美氏のかっこ良いところだ。
そうは言っても、やはり「歌謡曲」。4枚通して聴くのは結構きつい。なによりもこのセット、LPジャケットサイズに平面的にCDを4枚並べたデザインになっていて、収納場所に困ることこの上ない。まあ、CDのボックスセットってどれも収納しにくいんだけどね。
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