- Linde(BÄCKEREI KAFFEE @吉祥寺 )
- 吉祥寺にあるドイツのパンの店。派手さの無い質実剛健な品揃えがいかにもドイツ風だけど、味もまた質実剛健。食事のできる二階席の雰囲気も落ち着いているし、禁煙なのが嬉しい。比較的空いているのも良いのだが、あまりお客が来ずにつぶれてしまうと悲しいな。やや、説教臭い雰囲気(店内に置かれている冊子とかが)が鼻につくところもあるのだけど、御勧めの店です。
- Snow White (97.11.2)
- 「教育的配慮」のため骨抜きにされたグリム兄弟の原作を忠実に映像化するとこんなにもおどろおどろしい世界になりますよ、という映画。見様によっては美人にも見えることがあるシガニー・ウィーバーは継母にまさに適役。この人、ハリウッドでもトップクラスの女優さんのはずだが、何故かエイリアンシリーズに情熱を燃やしてみたり、こういう役をやってみたり、一寸変である。
ドイツの暗い森の雰囲気が良く出ているし、カメラワークも上手いと思う。七人の小人ならぬ七人の荒くれ者の描写もいい感じだ。しかし、肝心の主人公、リリアナ嬢 = 白雪姫、に感情移入できないのが辛い。惨劇の原因の一端はこの娘にあるぞ。
- ハゲ天の天ぷらコースは単なる定食だった
- 銀座ハゲ天(と言っても駅ビルに入っている支店だが)で天ぷらを食べる。天ぷら屋に行くと、とりあえず安めのコースを頼んでおいて、締めでご飯と一緒にかき揚げあたりを頼むことが多い。が、ここでは、最初の一品が運ばれてきたと思ったら、ご飯と赤出汁も出てくる。さらに天ぷら自体も立て続けにどんどん運ばれてきて、一瞬にしてテーブルの上は「定食屋の天ぷら定食」状態になってしまった。おいおい、これじゃ、揚げたてを少しずつ食べながら、最後に何を頼もうか思案する、あの楽しみが台無しじゃないか。寿司屋のカウンターに座って、いきなり鉢盛りが出されるようなもんだぞ。
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