元々、文章は得意じゃないのですが、一応ページ公開当初はそれなりに推敲を重ねていたように思います。が、慣れというのは恐いもので、最近はかなり「書き飛ばして」います。自分が書いた文章を人に見せる/送る、ということへの心理的障壁が低くなったのでしょう。疲れて頭がまわっていないときも、酔っ払っているときも、平気でページの更新したり、メールの返事を書いたりしてしまいます。そういう時の文章を後で読み返すとかなり恥ずかしい。後からこっそり書き直せるページならともかく、送信済みのメールだと恥ずかしさも倍増ですね。
季節は秋、少しでも文章力を向上させるために読書でも、と思いつつ、ディスプレイで酷使した目に小さな活字は辛いと逃避していちゃ駄目ですね。
- THE FIFTH ELEMENT (97/10/18)
- ブレードランナーとダイ・ハードとフレンチ・コミックス(ってメビウスしか知らないんだけど)をごちゃ混ぜにしたような映画だけど、リュック・ベッソン監督のセンスのよさが絵作りの随所に現れていて楽しめた。ただし、彼のユーモアセンスはひどいと思う....。
これまで、スタイリッシュと言われる映画を撮ってきた監督が巨額の予算を与えられて伸び伸びと好きなことをやったという感じ。ちょっと、ゴジラを監督した大森一樹氏を思い出す。どうも最近「リュック・ベッソンが好き」とか「好きな映画はレオン」とか言うのがお洒落だと思っている奴等が多く辟易しているのだが、この映画をそうした自称お洒落さんはどう観たのだろう?
- うるさいぞ、新橋 (97/10/17)
- 最近、仕事で新橋に行く機会が多いのだが、この街はかなり「うるさい」。日比谷口を降りて会議室のあるビルへ向かう道すがら、聞こえてくるのは「こちらは新橋放送所....」。これは、電柱に取り付けられたスピーカーから流されている、近隣のお店のCMやら新橋演舞場の出し物の紹介やらなのだが、女性ナレーターの声質とスピーカーの音質の相乗効果で、強烈な「安っぽさ」を醸し出している。
さらに、ここを歩いていると、かなりの確率で右翼の街宣車に出くわす。これまた酷い音質のスピーカーでやけくそとしか思えないような大音量で音楽をかけている。あの、演歌/軍歌調の曲をかけることと、彼らの政治的主張の間になんの関係があるのか? 邦楽や雅楽をかけるのなら、まだ理解できるのだが?? もっとも、今日出会った街宣車は、女性ボーカルのロック歌謡調(織田哲郎作曲風)の曲をかけていた。若い構成員の趣味なのだろうか。ちょっとおもしろかった。
まあ、新橋に限らず、日本の都会はどこもかしこもうるさい。ファッションビルでテナント毎に違うBGMをかけているのなんて、すごい無神経だと思う。
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