IN/OUT (2010.1.10)

ブログ → ソーシャルネットワークと来て、どうやら今はTwitterがブレイクしているようで。気がつくと、周囲でつぶやいている人多数。


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「ヤン フードン - 将軍的微笑」10.1.9

原美術館で開催中の展覧会「ヤン フードン - 将軍的微笑」を観てきた。

ヤン フードン(楊福東)は、中国の映像作家。これが日本における初個展だそうだ。

まず、二階で上映されている"The Half Hitching Post"というタイトルの7分間の作品、続いて、隣の部屋で上映されている53分間の作品 "Seven Intellectuals in Bamboo Forest Part 3"を観る。どちらもモノクロ。台詞や明確なストーリーは無いが、ビデオではなく、35mmフィルムで撮られた質感と、計算された構図や間が印象深く、意外に退屈しない。ただ、原美術館の小さな展示室で一時間近い作品を上映するというのは、ちょっと無理があるような気もする。短編映画とも違う、このような映像作品の展示というのは、難しいものだと感じた。

しかし、そういった雑念は、一階の展示室に入った瞬間に吹き飛んだ。この展覧会のメイン、大規模なインスタレーション、"The General's Smile"の展示だ。大きな食卓上に投影される将軍の誕生会での食事風景(料理と手の動きが映し出されるが、顔は映っていない)と、その周囲に配置されたビデオの映像が、異様な力強さに充ちた空間を作り出している。美術館の解説文「人間の普遍的な在りようを描いた」というのが、いまいち理解できなかったのだが、それでもこの迫力有る展示は、最近の原美術館の展示の中でも特に印象的だ。



ただ、いまいち使い方が分かりにくいのがTwitter、という気もします。ということで、登録はしてみたものの、まだ自分ではつぶやかず。