職場で使用するPCが、デスクトップから、ノートタイプに変わった。いつでも、どこでも仕事ができるようにという、会社の有難いご配慮である。
確かに持ち運べる便利さは嬉しいが、席で作業をするには、画面・キーボードとも小さく、肩がこりそうだ。キーボードが苦手な日本語配列なのも困る。そこで、席で作業するときには、外部ディスプレイとキーボードを接続して使うことにした。ノートPCの側面から、電源、ディスプレイ、LAN、キーボード用のケーブルがニョロニョロと生えているのは、あまり美しくないが、それを言い出すと机の上全体が混沌の極みにあるので、気にしない。
これまで使っていたデスクトップに比べ、CPUのクロックは落ちるが、メモリは倍増した。使用感は圧倒的に新ノートPCの方が勝っている。事務作業するには、CPUクロックよりも、メモリ搭載量の方が重要だということを実感する。
問題は、単純に英語キーボードを接続するだけでは、キー配列が日本語配列のまま、ということだ。キーボード・ドライバを英語版に変えれば良いのだが、そうすると、ノートPC自体のキーボードを使うときに、混乱しそうである。そこで、USJP Pro というシェアウェアを導入してみた。これで、愛用しているA4 Techの外付けキーボードは英語配列、ノートPC自体のキーボードは日本語配列として使うことができる。インストール時に少々トラブルがあったが、メーカーにメールで問い合わせると即座に対応してくれた。良心的なサポートだ。こういう、ちょっとしたユーティリティを探してきて、カスタマイズしていくというのが新しいPCを手にしたときの楽しみである。