IN/OUT (2005.7.17) |
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新住所に落ち着いて一週間。本来なら、諸々整理に好都合な三連休になるところでしたが、残念ながら休日出勤。それでもまぁ、ぼちぼちと。 最近のINYAMAHA YSP-1 (05.07.17)ホームシアターの類には、あまり興味がないのだが、せっかく新規でTVとDVDプレーヤーを購入するのだからと、サラウンド・システムも導入してみることにした。ただし、部屋中にスピーカー・ケーブルを張り巡らせるのは嫌なので、YAMAHAのデジタルサウンドプロジェクター「YSP-1」を選択。セットアップが完了した。 一般的な製品だと、AVアンプと5台以上のスピーカーで構成されるようなサラウンド・システムが1台で済むので、配置自体は非常にすっきりとする。今時のAV機器は複雑なことになっていて、TV本体とCATVのセットトップボックス、DVDレコーダーの組み合わせだけでも大量のケーブルがこんがらがっているので、追加の配線が最低限で済むのがありがたい。 仕組みとしては、内蔵された42個のスピーカーを一つずつ微妙にコントロールすることで、音の反射を調整し、5.1チャンネルに相当するサラウンド効果を出すという物。興味をそそる仕掛けだし、部屋の形状によっては、非常に効果が大きいようだ(店で試聴した時は驚いた)。この仕掛けの面白さで衝動買いしたようなものだが、私の部屋ではいまいち左右のバランスを取るのが難しく、十分なサラウンド効果とはいかないようだ。マニュアルでの設定項目が色々と多いので、これから詰めて行けば、もう少し効果が上がる余地があるだろう。民生品としては、音場を機械で測定して各種設定を自動で調整する機能が付いていると嬉しいのだが、技術以前に、コスト面で難しいのかもしれない。 ともあれ、TVのスピーカーで聴くよりはずっと音場の広がりが出てくるので、これはこれで十分に満足ではある。大体、家でDVDを鑑賞することが多い訳ではないので、十二分と言うべきだ。それより問題は、ちゃんとしたオーディオ用のスピーカーを置くスペースが、もはや残っていないことだ… なぜか、自分の中では優先度が低いはずのTV関連が整ったものの、より重要性が高い収納関連や台所周りが、まだまだ。ただでさえ激減した読書時間の中で、愛読書は通販雑誌という今日この頃です。 |