IN/OUT (2002.3.10)

ということで、先週末は日本。エコノミー席の夜行便からそのままオフィス直行、打ち合わせになだれ込み、というスケジュールは、さすがにキツイ。しかも、今は花粉の時期。この季節の東京は久しぶりで、花粉症発症も久しぶり。こんなに辛いものだったけ、と愕然。


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東京でリフレクソロジー・サロンを試す。 (02.3.2)

空き時間に、目に付いたリフレクソロジー・サロンに入ってみた。日本でも足裏マッサージが普及してきた、という話を聞いていて、興味があったのだ。

いやはや、驚いた。薄暗い店内には、低い音量でEnya辺りの静かなBGM。丁寧な受付の応対に続き、マッサージを施してくれるのは妙齢のお姉さん。一々、礼儀正しい言葉遣いと落ち着いた所作である。どうやらこの店は、癒しとか relaxation といった言葉をキーワードに、若い女性をターゲットとしているようだ。中華歌謡がBGMとしてご陽気にかかり、マッサージ師のお兄ちゃんが、世間話をしつつ、ゴリゴリ揉んでくれるというシンガポールの店とは大違いだ。

マッサージ自体は、優雅な動作とは裏腹に、きちんと力が入っていて、非常に快適。しかし、どうにもマッサージ師のお姉さんが美人過ぎて、不純な動機で紛れ込んだと誤解されているのでは、と自意識過剰的に落ち着かなくなってしまう。あるいは、マッサージ師は中華系お兄ちゃんの方が余計な気を遣わずに済んで正解なのかもしれない。



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駅前映画館閉館す。 (02.3.9)

駅前ショッピング・モールに入っていた映画館が閉館してしまった。ここは、スクリーンが小さく、音響があまり良くないので、繁華街にある映画館に行くことの方が多かったのだが、なんと言っても家から徒歩7分。全部で6スクリーンあり、夜12時過ぎからの上映もあるという便利な所だったので、痛い。

二・三ヶ月前から、インド系映画の上映を始めていたのは、観客数を増すためのテコ入れだったのだろう。この手のシネマ・コンプレックスで、ハリウッド映画に交じってマサラ・ムービーが上映されることは珍しいので、不思議に思っていたのだが。

もっとも、この映画館、以前にも一度閉館し、その後経営母体が替わって再出発したという経緯があるので、今回も復活の可能性に期待したいものである。



キツイ、辛いと愚痴を垂れながらも、会いたい人にも会えたし、松田優作「遊技三部作」&「野獣死すべし」のDVDもゲット。まずまずの東京出張でした。