IN/OUT (2001.4.29) |
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Orchard RoadのPacific PlazaにあったTower Recordsが閉店してしまいました。近くにHMVやBordersといった大型店があり、やや奥まったロケーションのTowerは苦戦していたのかもしれません。ただ、どの店も、大型店ではあっても、東京にあるような超大型CDショップ、という程の規模ではありません。店の選択肢が多いのに越したことはないので、ちょっと残念。 最近のOUTExit Wounds (01.4.29)米国で公開週にNo.1ヒットになったという、Steven Seagal主演作。 親日家として知られているだけに、Seagal氏のことは、ついつい好意的な目で見てしまうのだが、この作品は、どうにも薄っぺらさが目立ってしまい、あまり感心できなかった。行き過ぎた行動で周囲から浮いてしまう警官、と言えば、Dirty Harryのようだが、Seagal氏にClint Eastwood御大のようなハードボイルドな雰囲気は望むべくもない。製作者陣もそれを分かっているのか、コミカルな味付けをほどこしているのだが、堅物Seagal氏には、諧謔味ある演技もまた、望むべくもない。冷静に考えれば、かなりの大スターというポジションの割には、合気道の達人ということ以外に、ぱっとしたところが無い人のようにも思えてくる。 横っ飛び二丁拳銃とか、拳銃を水平にグリップするところとか、ワイヤーアクションを駆使した殺陣とか、香港映画くさい画面が目立つと思っていたら、「Romeo Must Die」と同じ監督だった。しかしながら、Jet Li氏とSeagal氏の体の切れの差なのだろうか、本作でのアクションシーンは、香港映画の安っぽい模倣にしか見えない。うーん、結局、好意的なほめ言葉が最後まで見つからなかった。 日本では、ゴールデン・ウィークが始まったようです。こちらでも、一応、5月1日がLabour Dayの祝日になっているのだけど、別段、ゴールデン、という訳じゃ無し。まぁ、こういう時期は、日本からの電話やe-mailが激減するので、仕事が楽になるのがありがたいところ。年度末の多忙な時期がようやく明けたところなので、ありがたさもひとしお。 で、それにかこつけたわけでも無いのですが、明日はAnggunのコンサートで、週末は香港出張。今週は久々に、イベント有りの一週間になりそうです。 |