IN/OUT1997/11/30


街角にクリスマスのイルミネーションが目立ってきました。あれを見ると、「奇麗」だとか「ロマンチック」、あるいは「これじゃCO2削減は無理だ」とか思う前に、「ああいう風にイルミを張るのは大変だろうなぁ」と思ってしまいます。

学生時代、私の所属していたクラブでは、学祭の時期に、キャンパス中央にある広場の周囲の木伝いにぐるりとイルミネーションを張っていたのです。この木がパームツリーなので枝が無い。そこで、木にはしごを掛けるのですが、それだけでは高さが足りず、はしごに上の人の肩にもう一人上がり、さらにその人の肩の上にもう一人昇る、「三段蝉」なる技を駆使して針金で固定していくのです。イルミは結構重く、ぴんと張るのは一苦労でした。苦労して張った我々のイルミネーションは、しかし、電球の取り付けられている間隔がいまいちまばらで、妙に貧乏臭くキャンパスを照らすのでした。


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I wish I can keep in touch with you.
現時点ではあまり詳しくは書かないが、"keep in touch with"という言葉の響きの良さを実感する出来事があった。別に、毎日のように顔を合わせたり電話をしたりするという意味じゃ無い。一年に一度ぐらいしか会えなくても、滅多に連絡を取り合わなくても、その言葉で表現できる付き合いの友人というのが、(人付き合いの苦手な)私にも何人か存在する。ありがたいことである。



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火に油を注ぐんじゃない (97.11.25)
部下が、悪徳商法に引っかかり、30万円ほどの支払いを強要する電話が職場にまでかかってきた。彼は、消費者センターに相談に行ってクーリング・オフの手続きをした旨を電話口で説明したのだが、そんなことで簡単に引き下がる相手ではないようだ。彼が再度消費者センターに電話で相談しているところに、またもや業者から電話があった。応対した女の子がいくら彼が電話中であると言っても、しつこく怒鳴り散らしているということなので、私がしばらく電話に出ることにした。電話の向こうの声は、どう聞いても、社会人向けの教育セミナーを主催する会社の社員のものではなく、やくざのものだ。

学生時代、テレホン・ショッピングの受付のアルバイトをしていたので、やくざ風の口調で怒鳴られることには慣れているつもりだった。しかし、さすが、相手は電話を商売道具にしているプロだ。冷静を装ってのらくらと時間を稼ごうとするこちらを挑発する暴言を吐きまくる。結局、切れてしまいましたよ、わたしゃ。冷静な時なら職場内では決して発しないような言葉を怒鳴ってしまいました。相手を余計に怒らせたところでようやく部下が消費者センターとの電話を切ったので、彼に電話をまわしたが、すっかり火に油を注いだ状態で引き継いでしまい、申し訳無い

結局、部下は15分ほど電話を続け、最後は無事、支払いを免れたようだ。途中、向こうの男は「さっきの野郎はなんて名前だ」と凄んだらしいが、彼は私の名前を出すことも無く、最後には「では、後の処理をよろしくお願いします」と、丁寧に電話を切るのだった。お見事。それに比べて、私の対処はお恥ずかしい。やはりこういうのは、切れた方が負けだよなぁ。



INの部、詳しく書けないんだったら書くな、という気もしますが、まぁ、個人的なページなんで.....。とにかく、positive thinkingが大事ということです。

学祭の時期にイルミを張るクラブ、という表現で、私の所属していたクラブが分かる人がいるのかも疑問ですな.....


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