まずは、コンサート会場及びプリンスホテルがある汐入駅前の再開発地なんだけど、建物は超立派、もう、バブルの残り香がプンプンと。特にコンサート会場であるよこすか芸術劇場はオペラホール風の作りで実にゴージャス。これだけ立派なコンサートホールとホテルがあれば、それに付随して、当然、ショッピングゾーンに入っているテナントも高級志向かと思いきや、なんか中途半端な若者向けの店ばかり。
どうもミスマッチだ、と思いつつ、向かいにある「SHOPPERS PLAZA」へ。ここも、でかいんだけど、メインテナントがダイエーという悲しさか、なんかぱっとしない。
じゃあ、どぶ板通りはどうだ、と行ってみるも、なんか寂れかけた地方都市の商店街、にしか見えない。確かに、スカジャンやミリタリーグッズの店、それっぽいバーなんかも多いんだけど、期待していたいかがわしさはまるで無し。
コンサート終了後、ホテルのバーで粋にカクテルでも、と思って行ってみると、五・六十代のおじさん&おばさんの団体が一大宴会の真っ最中。これじゃ、雰囲気も何もあったもんじゃない。さすがにウェイターは恐縮してたけど、マティーニ一杯で切り上げる。
朝、それなら、観光スポットだ!、ということで三笠公園に行ってみるも、戦艦三笠に乗ってすっかり右翼気分になっただけで、別に面白い訳じゃないし。
うーん、第一印象はぱっとしなかったな、横須賀。帰りの電車では、違う意味で「横須賀ストーリー」の歌詞が。『もう、これっきりぃですかぁ』
あくまでも第一印象です。横須賀市民の皆さん、気を悪くしないでね。