ミュージシャンは、あくまでもその「音楽性」によってのみ評価すべきである、と思ってはいるものの、やはりミーハー的なノリも捨てきれない訳で、ここでは、やのコレの「Etc.」でも取り上げ難いような、思い入れ系の品々を紹介(自慢)させていただきます。とは言っても、物持ちの悪い方なので、あまり品揃えも無いのですが。
一応、デジタルカメラで撮影した画像をつけておきます。撮影テクが無い分はご容赦を。著作権的にも、この程度の画像なら許容範囲だとは思うのですが。何か問題あればご指摘下さい。
1981年のツアーパンフです。表紙は「ただいま」のジャケット。編集はエンサイクロメディアの岩永正敏氏、前田祥丈氏。全体的な雰囲気はへんたいよいこ風。デビューに至る生い立ちが詳しい「わたしのぷろふぃーる」、「ツアー・メンバー紹介」といったコーナーがあります。「この曲大好きっ!」というコーナーにコメントを寄せているのは、タモリ氏、細野晴臣氏、坂本龍一氏、糸井重里氏、大村憲司氏、富田勲氏、高橋留美子氏、十文字美信氏、高橋ユキヒロ氏、サンディー氏。あまり厚くはないけど、好感がもてるパンフです。
1987年の「GRANOLA」のツアーパンフ。これぞツアーパンフの鑑!高橋章子事務所編集の怒涛の60ページ。ツアーメンバーへのインタビュー、矢野さんへのインタビュー、年表、矢野さんの好きなもの紹介、カルトクイズ、写真やイラストも満載。大充実の一冊。
高橋章子、西村泉、鈴木裕子編集、立花ハジメアートディレクションの1992年のツアーパンフ。といっても冊子形式じゃなくて、色々な紙質のシートのセットになっています。大貫妙子さんとの電話対談、猫を抱いた矢野さんの写真、風太氏のイラストに美雨氏が文章を付けたお友達紹介、矢野数=211146.7を算出する質問、等、内容は豊富。バラバラの紙なので読みにくいけど。
これも高橋章子、上村悦子、西村泉企画編集、立花ハジメアートディレクションの、1993年のツアーパンフ。内容は、徹頭徹尾、ツアーメンバー四人のプロフィール紹介になっています。こういうのも良いですね。ただし、思いっきり縦長のこの冊子、開いて読むには扱いづらい。
1994年のツアーパンフで、やはり高橋章子、上村悦子企画編集。立花ハジメアートディレクションです。お友達のページに登場するのは菊地真美さん、高野寛さん、糸井重里さん。本人による変拍子曲(クマ、I AM A DOG、にぎりめしとえりまき)の解説が興味深い。
1995年のツアーパンフ兼カレンダー。アートディレクションは、Mitsuo Shindo氏。コンサートグッズで実用性のあるもの、というと結構珍しい。会場入口で渡される「謎の紙片」は、これを立てるための物だったんですね。とは言っても、これをスタンドとして使っても、あまり安定は良くなかったですが。写真がいっぱいなのは嬉しいけど、もう少し文章も欲しかったな。
1996年のツアーパンフ。アートディレクションは、Mitsuo Shindo氏。英語のしりとりで構成されています。ページが袋とじになっていて、裏の印刷が透けてみえる事で効果を出すような工夫がしてあります。"ELEVEN"のところでは裏から"7"が透けてみえる等、遊び心が一杯。とはいえ、文章がほとんど無いので、コストパフォーマンスは悪いと感じちゃいます。
糸井重里画伯のデザインの緑のカエル。次回、「さとがえる'97」の時には、どんなカエルが登場するのだろう? 仕事そっちのけでコンサートに出かけていたお詫びに部下にあげたので手元に残っていません(^^;;
ハモンズのコンサート会場で売っていたTシャツです。これを着てオフ会にでたら「カワイイ」と言われてしまい、閉口しました。
1997年のさとがえるコンサートのツアーパンフ。plannerは矢野さんと高橋章子さん、editorは高橋章子さん、西村泉さん。雑誌に見たてた内容は、矢野ママとアンソニーパパ、居候のクリフという設定で「矢野家の一日」を紹介したり、袋とじ付録「矢野流 NY Walker」があったり、というアート色とは無縁のもの。楽しいといえば楽しいけどね。
1998年のさとがえるコンサートのツアーパンフ。plannerは矢野さん。かつての「月刊アッコちゃん」に見立てた構成で、当然、上田三根子さんのイラストが表紙。事前に、オフィシャルページで取ったアンケートの結果が掲載されていますが、キモトの漢字が間違えられているのがちょっと悲しい。「各国語版、"Oui Oui"のジャケット」とか、文庫本の広告の中の「矢野顕子先生のサイン会」といった、ちょっとした遊び心が楽しい。
「気分で聴くクラシック 〜矢野顕子セレクション」を買ってはがきを出し、抽選で当たりました。素焼きの電気スタンド風のデザインで、かさの部分にお湯と香料を入れ、下にろうそくを置いて火をつけると、加熱によって良い香が漂う、というものです。
立花ハジメ氏デザインの通信販売版「BROOCH」。奇麗ですが、非実用的ということも言えるかも。シングル盤4枚と透明のビニールに印刷されたライナーノーツ、矢野さんの映ったスライドが一こま、穴の開いた黒い厚紙にサンドイッチされた状態でパッケージされています。
初期の5枚のアルバムをCD化し、ボックスにしたもの。
初期の作品からのベスト盤。
いつもは立ち読みで済ませていますが、1988年3月号の「総力特集、おやすみ、アッコちゃん」と1989年5月号の「総力特集 WELCOME BACK アッコちゃん」、そして、やのコレが紹介された1997年2月号はしっかり購入しました。
裏やのコレへ戻る |